04/19
2024
Fri
旧暦:3月10日 赤口 壬 
教育・文化
2016年7月16日(土)9:03

携帯電話のマナーなど討議/全県高校生徒代表者会議

県内60校、140人が参加


高校生を取り巻く問題について話し合う各高校の生徒代表=14日、沖縄市の県立総合教育センター

高校生を取り巻く問題について話し合う各高校の生徒代表=14日、沖縄市の県立総合教育センター

 【那覇支社】県立高校の生徒代表が集って意見を交わす「第18回全県高校生徒代表者会議・高校生ちゅらマナーアップフォーラム~高校生として考えること~」(主催・県教育委員会)が14日、沖縄市の県立総合教育センターで開かれた。

 宮古4高校など県内60校の生徒会長ら約140人が出席し、男女5~7人の計22班に分かれ、未成年飲酒・喫煙や授業態度、身なりなどのマナーについて、自校での取り組み状況を報告したり、解決策や改善策を討議した。

 宮古から参加した4人は配属された各班において、宮高の川平大貴君(2年)が「学力・通学・不登校」、伊良部高の友利ひらりさん(同)と宮工の花城凌君(同)は「行事・部活(積極性・協調性)」、宮総実の砂川優香さん(同)は「携帯(使用・マナー)」をそれぞれ議題にして、積極的に意見を交わした。

 砂川さんは「私の学校では携帯電話は登下校まで完全オフになっているが、それを守る生徒があまりいないので、自分の班に提起した。班での最終的な結論は、この問題の改善策は見つけにくいので、先生たちの見回りの強化や生徒ひとり一人が自覚して、意識を変えていくことに意見がまとまった」と話していた。

 会議では2011年に同会議で作成され、高校生活や携帯電話のマナーなどが掲載された「高校生ちゅらマナーハンドブック」の活用法やネットの功罪などについても議論を交わした。討議に続き各班がそれぞれの議論内容を発表し、全体で共有した。最後は各班でまとめた改善策を自校に持ち帰り、実践することなどを確認した。

 同会議は、県立高校で生徒会活動をする生徒たちが一堂に会し、「規範意識」などへの率直な意見の交換を通して、「自分の意見を持つ」・「自分の意見を伝える」・「自分以外の意見を理解する」ーことの大切さを考え、高校生として「自主的・主体的」に行動することを目的に毎年開催される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!