今年は来月9日開催/みやこじま青少年国際音楽祭
みやこじま青少年国際音楽祭実行委員会(会長・下地敏彦市長)は15日、市役所平良庁舎で会見を開き、今年の音楽祭を来月9日にマティダ市民劇場で開催することを発表した。会見で下地市長は「ぜひ、多くの市民が訪れてレベルの高い演奏を堪能し、市のジュニアオーケストラの成長ぶりも確認してほしい」と呼び掛けた。当日の開場は午後5時30分。開演は同6時。
今回は「日本・台湾を代表する二胡、バイオリン、チェロ奏者と宮古島の子供たちが紡ぐ一期一会の瞬間」と題して、台湾から二胡奏者の郭珊如さん(国立台湾師範大学国学団二胡首席奏者)、チェロ奏者の陳建安さん(国立交通大学音楽研究所教授)を招いて行われる。
下地市長は「中国の二胡の音色を宮古で聞くことはなかなか出来ないと思う。沖縄の胡弓に音色は似ていると思うのでぜひ、会場に来てその違いを聞き比べてほしい」と述べた。
また、天野誠副会長も「これまで各種取り組みを行ってきたが、今後はアジアに目を向けた取り組みを展開する。今回は隣国台湾を代表する2人の演奏家を招いて開催する。来年はさらにさまざまなアジアの国から子供たちを呼んで規模を広げた内容にしていきたい」と述べた。
そのほか、日本フィルコンサートマスターの木野雅之さん、宮古島市ジュニアオーケストラも出演し、クラシックの名曲や台湾の民謡、「涙そうそう」などを演奏する予定。
チケットは全席自由で前売りは1000円。当日券は1500円。TSUTAYA宮古島店、ブックスきょうはん、ファミリーマート、島の駅みやこで販売している。