04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
教育・文化
2016年8月23日(火)9:04

宮古方言の魅力実感

楽しく「スマフツ」学ぶ/青年会議所主催


楽しい宮古方言を紹介する講師・長間さん=21日、市働く女性の家

楽しい宮古方言を紹介する講師・長間さん=21日、市働く女性の家

 宮古青年会議所(下地盛智理事長)は21日、市働く女性の家(ゆいみなぁ)で「楽しく学ぼうスマフツ講座」を開いた。生徒約20人が受講し、宮古方言の持つ魅力や大切さを実感した。

 宮古方言の講師に長間三夫さん、スマフツクッキングの講師に津嘉山千代さんが招かれた。長間さんは「同じ音で違う言葉 スマフツ講座入門編」、津嘉山さんは「美味しく楽しく方言で調理実習」と題して講義した。

 冒頭、下地理事長は「ユネスコは2009年に宮古方言を絶滅危惧言語に指定した。宮古島の30代、40代の世代で方言で話しきれない人が多い。宮古方言を夏休みの自由研究として取り組んでほしい」と激励した。

 講師のうち、長間さんは「下地に住んでいる。下地には8つの部落があるが、方言は微妙に違う。宮古方言を同音異義語で並べると面白い」と述べ、単語を示して発音した。

 また会話の用語例として「んぎたー ぬーまぬどぅ んぎぬみーん くまりゅーすぅが、かんぎぬ んぎーぬ ぬーまー しゅーてぃー ばんたが ぬーまんん んぎーぬ ぬーま」としゃべった。

 日本語訳では「逃げた馬がアダンの中に割り込んでいるが、その馬はたてがみが抜けて、うちの馬に似ている馬だ」と述べた。

 生徒の中には、歴史と伝統を持つ宮古方言の単語を復唱する人もいた。

 同所会員の佐渡山武士さんが、スマフツミュージック「あの名曲を方言で歌おう」、同所まちづくり委員長の砂川夕莉絵さんが、スマフツの文化「ルーツに迫る!スマフツの歴史」と題してそれぞれ紹介した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!