初優勝で凱旋パレード/全国離島甲子園大会
宮古島アララガマボーイズ
第9回全国離島交流野球大会(離島甲子園)で初優勝した宮古中学校選抜の「宮古島アララガマボーイズ」(砂辺正人監督)が27日、凱旋し西里通りで優勝旗を先頭にパレードをした。パレード後は、市平良庁舎で下地敏彦市長に優勝を報告した。宮古島アララガマボーイズは25日に島根県隠岐の島町総合運動公園野球場で行われた決勝で、久米島からの久米島イーグルスを7-0で破り、初優勝を果たした。
市平良庁舎で行われた優勝報告会で、同チームの佐渡山大空(そら)主将が下地敏彦市長に優勝旗を手渡し、砂辺監督が「去年は8強だったので、これを上回る成績を残そうと頑張った」と優勝を報告した。
下地市長は「出発時にも頑張ろうという気持ちは伝わってきた。きょうのみんなの顔には自信にあふれている。これを経験に、将来は宮古を背負う人材になってほしい。おめでとう」とたたえ、チームのメンバーの個人名が入ったスポーツタオルを全員に贈った。
宮國博教育長は「皆さんの優勝は素晴らしい。個々で止まらず、多くの友人との交流をさらに深めてほしい」と述べた。
離島甲子園は、元ロッテオリオンズ投手で、「マサカリ投法」で知られたプロ野球名球会会員の村田兆治さんが、離島の次代を担う人材育成および島と島の交流を図り、離島地域の振興に寄与することを狙いに提唱された大会。
同チームのメンバーは次の通り。カッコ内は中学校名。選手の学年は全員中学3年生。
監督=砂辺正人(北)▽コーチ=垣花雄盛(上野)選手=佐和田優翔(北)、川満貴矢(同)、宮里勇飛(同)、奥原海斗(同)、佐渡山大空(同)、池原志斗(鏡原)、伊計美弥光(同)、伊佐龍之介(同)、嘉数堅(平良)、大田智久(同)、島袋将斗(同)、新里健太(久松)、古堅瑞樹(同)、宮城凌我(同)、砂川大知(上野)、大嶺里王(同)、川平裕太(下地)、幸地輝(砂川)▽帯同審判員=奥原一秀(漲水学園)