04/23
2024
Tue
旧暦:3月15日 大安 丁 
政治・行政
2016年9月14日(水)9:06

一般会計補正予算案 可決の判断持ち越し/市議会経済工務委

当局の説明不足指摘
きょう再審査 陸自関連陳情3件は継続


一般会計補正予算案を持ち越し審査とした経済工務委員会=13日、市役所平良庁舎

一般会計補正予算案を持ち越し審査とした経済工務委員会=13日、市役所平良庁舎

 宮古島市議会経済工務委員会(仲間則人委員長)は13日、付託議案の討論と表決が行われた。2016年度一般会計補正予算案の同委員会に審査依頼された歳出予算については、複数の委員から「当局の説明不足」との意見が出され、きょう14日に再度当局に詳細な説明を求めて、その内容を確認した上で判断することとなった。それ以外の議案はすべて可決された。

 同補正予算案については、仲間賴信氏から水産業振興費の産地水産業強化支援事業工事請負費として計上された6231万2000円に対して、異論が出された。

 仲間氏は「産地水産業強化支援事業については当局の説明が不十分だったので認められない。資材の高騰だけで年間6200万円余も必要になるのは考えられないので、同案には反対したい」との見解を示した。

 この意見に下地智氏も「その主張は理解できる。6000万円余も高騰するのは疑問がある」と述べた。

 さらに、仲間氏は休憩中に「3~4年前に伊良部漁協で過去に6000万円貸し出した手形が行方不明になっていることが判明した。それが盗難なのか紛失なのかもわかっていない。こうした問題を伏せてこうして予算を要求することも問題」と指摘した。

 この指摘を受けて池間豊氏も「指摘されたような決算問題が漁協内部あるのであれば、大変な問題になる。それは確認が必要」と述べた。

 同補正予算案については、委員長判断できょう14日に再度、農林水産部長を呼び出して資材高騰の理由について確認した上で、委員会としての判断を下すことが投げ掛けられ、委員もそれを受け入れた。

 そのほか6月定例会に提案され継続審査となっていた陸自配備関連の陳情書3件については再度、継続審査とすることを確認した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!