防疫の強化に全力/家畜損害
防止対策協 総会で事業計画決定
宮古郡家畜損害防止対策協議会(松原秀樹会長)は21日午後、JAおきなわ宮古地区本部ホールで第回通常総代会を開き、防疫の強化を掲げた2016年度の事業計画を決めた。役員改選では新会長に川上政彦さんを選出した。
総代会の冒頭、松原会長は「東アジアでは口蹄疫が頻繁に発生している。物流のグローバル化が進む中において、宮古島にいつ侵入してもおかしくない状況にある」と強調。「侵入すると壊滅的な被害を受けることになる。侵入防止措置が何よりも重要だという認識を皆で共有し、『絶対に侵入させない』を合言葉に消毒の重要性をアピールしていこう」と述べた。
この後、15年度の事業報告と決算および16年度の事業計画案と予算案をそれぞれ審議し、承認した。
事業計画には事故低減講習会や石炭配布、一斉防除活動、牛舎や競り市場の消毒作業などを盛り込んだ。
予算は255万円を組んだ。収入の内訳は、農家負担金93万1000円、団体助成金22万円など。支出の部では事業費に55万円、会議費に30万円を計上した。
新年度役員は次の通り。
会長=川上政彦▽副会長=荷川取広明、友利勝彦▽監事=荷川取努、川根健一