佐良浜小、中に寄付/佐良浜池間添
ミーウヤの昭和45年生同窓会
佐良浜地区で今年の「ミャークヅツ(宮古節)」でミーウヤ(新親)として新規加入した池間添の昭和45年生同窓会(大浦晃弘会長)は25日、母校の佐良浜小学校(前泊清校長)と佐良浜中学校(友利克彦校長)に金一封を寄付した。
同地区には、池間添と前里添の二つの集落があり、各集落の男性は一定の年齢に達するとミーウヤとして加入する仕来りがある。加入年齢は異なり、池間添は数え歳を迎える年に仲間入りする。
同窓生の男性がミーウヤとして加入するミャークヅツには、その同窓生の女性たちは里帰りして同窓会を開き、長寿のミーウヤを盛大に祝う。池間添の昭和45年生同窓会には男女合わせて108人が参加。全員から善意の浄財が寄せられた。
贈呈式には大浦会長と仲地輝彦副会長が参加。大浦会長は「後輩の子どもたちのために有効活用してください」と贈った。
前泊校長は「先輩たちの母校に対しての浄財は、後輩たちのために有効活用する」と感謝の意を表した。
友利校長は「先輩たちの思いは後輩たちに伝える。後輩たちが勉強、スポーツで頑張れるよう有効活用する」と礼を語った。