真壁さん(平良3年)が最優秀/宮古地区中学英語スピーチコン
プレゼン久松、スキットは狩俣/3部門で発表力競う
第9回宮古地区中学校英語スピーチ・スキット(寸劇)コンテスト(主催・宮古地区中学校英語教育研究会)が28日、県宮古合同庁舎講堂で開かれた。スピーチ、プレゼンテーション、スキットの3部門で英語による発表力などを競い合った結果、スピーチの部では平良中学校3年の真壁凜さん、プレゼンテーションの部は久松中学校チーム、スキットの部は狩俣中学校チームが最優秀賞に輝いた。
今回のコンテストにはスピーチの部に6人、プレゼンテーションの部に3組、スキットの部に4組が出場した。
スピーチの部では真壁さんが「話されていく伝統」と題し、受け継がれてきた伝統の宮古方言が消滅の危機にあることを知り、方言を守らなければならないと強く感じ、そのための努力をしていきたいとの思いを発表し、最優秀賞を受賞した。優秀賞は「知識を増やし視野を広げる」をテーマに発表した下地中学校2年の垣花祐太朗君と「きれいなままの宮古島を」と題しスピーチした西辺中学校3年の前泊亜実さんに贈られた。3人は10月15日に開催される全日本中学校英語弁論大会県予選大会に出場する。
真壁さんは「ほかの人たちがすごく上手だったので、自分が最優秀賞を取れるとは思っていなかった。使われなくなっている方言を守っていこうという思いを伝えようと思った。今回は緊張してしまったので、県予選では人前で緊張せず、自信を持って発表できるよう頑張りたい」と語った。
プレゼンテーションの部では久松中学校3年の上田怜生君、石原里紗さん、川満朱羅さん、佐久田樹里さんのチームが「より愛される島になるために」、スキットの部では狩俣中学校2年の狩俣蓮さん、村田かおりさん、與那覇瀬麗奈さんのチームが「なんて日だ~!」と題した発表で最優秀賞を受賞した。