04/24
2024
Wed
旧暦:3月15日 大安 丁 
産業・経済
2016年12月24日(土)9:05

糖度13・86度 高品質を維持/宮糖城辺

16-17年期サトウキビ 操業から1週間


製糖操業開始1週間。高い品質を維持している=23日、城辺砂川の宮古製糖城辺工場

製糖操業開始1週間。高い品質を維持している=23日、城辺砂川の宮古製糖城辺工場

 宮古製糖城辺工場の2016-17年期製糖操業は17日の開始から1週間を迎えた。平均糖度は13・86度と高品質を維持している。

 同社の23日の搬入概況によると、基準糖度(13・1~14・3度)帯の原料は全体の41・08%、基準以上の原料は34・57%、基準以下は24・35%だった。

 ここ数日の雨で若干糖度は下がっているが、開始1週間で搬入された原料の約75%が基準に達するなど高品質が続いている。

 1㌧当たりの農家平均手取額も2万2197円(概算)と高い価格で推移しているのが現状だ。

 宮糖城辺の今期搬入見込み量は万6500㌧。操業の期間は86日を予定しており、3月中旬ごろまで製糖作業を続ける予定。

 今期のサトウキビは気象条件に恵まれた。台風被害がほとんどなく、干ばつ被害も限定的だった。生育旺盛期の適度な降雨は増産に拍車を掛けた。これらの好条件を受けて製糖各社は増産を予想。宮糖は城辺、伊良部、多良間の3工場とも年内操業に踏み切った。

 沖糖管内を含め、宮古地区全体の生産量は36万3320㌧(前期比1万8200㌧増)の豊作が見込まれている。事前の成熟調査の結果も良く、質、量ともに豊作が期待される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!