2017年1月1日(日) 9:01

経験と練習で成長/宮古南FC

全力プレーで一致団結


宮古南FCの選手たち=市多目的前福運動場

宮古南FCの選手たち=市多目的前福運動場

 南小学校の児童が所属する男子サッカーチーム・宮古南FC(フットボールクラブ)は昨年、第30回宮古毎日新聞杯全宮古少年サッカー大会の高学年の部決勝を逆転勝ちで制し王座に輝いた。JA共済カップ第24回県ジュニアサッカー(U-11)8人制大会宮古地区予選でもPK戦の末、優勝を勝ち取り、県大会へも出場した。宮古大会優勝や県大会出場などの経験と日々の練習が選手たちを成長させている。


 現在、チームには1年生から6年生までの約50人が所属していて、毎週火、木、土曜日に学校のグラウンドで練習を行っている。


 昨年の宮古毎日新聞杯全宮古少年サッカー大会高学年の部決勝では下地と対戦。前半に1点を先制されたものの試合が進むにつれて徐々に試合の主導権を握り、後半に入ってからはゴール前で何度もチャンスを作り、同点に追い付いてからは勢いが増して、終了間際に勝ち越し点を奪って2-1で優勝した。


 キャプテンの伊良皆来輝(6年)は昨年1年間を振り返って、この試合が最も印象に残っているという。「先に点を取られたが、追い付き、逆転することができた。みんな声が出せていたし、全力でプレーしていたので、先制されても逆転できると思っていた」と振り返る。


 奥平末広監督は「この大会が今のチームになって初の高学年の部の決勝となった。初めての経験で動きは硬かったが、声掛けができていた。『逆転できたら格好良いね』などと言っていたが本当にうまくいった。もともと力のあるチームだったが、この大会での優勝や県大会出場などの経験で子供たちは大きく成長した」との考えを示す。


 今にチームについて伊良皆キャプテンは「みんな元気で、メリハリも付いていて、全体的に良いチームだと思う。メンバーの仲も良い」と話す。


 奥平監督はチームの特徴について「攻撃型のチームで、ディフェンダーも攻撃に参加する」と語る。普段の練習では選手たちの自主性を尊重。「何でも自分たちで取り組もうという姿勢があるチームで、子供たちが自分たちから動いてくれる。練習では指示を出すというより見ていて気付いたことを伝えて、自分たちで考えさせるようにしている」と話す。


 サッカーの技術だけでなく、あいさつや返事、片付けなどは日ごろから徹底させているという。「サッカーは生活の一部。普段の学校や家庭での生活をしっかりするよう伝えている」と語る。


 今年3月で小学校を卒業する伊良皆キャプテン。これからもサッカーを続けて、将来はプロサッカー選手になることを目標としている。後輩に対しては「このチームを今と変わらない状態で保ってほしい」とのメッセージを送る。


 昨年を振り返って奥平監督は「まず、これまで以上に声が出るようになった。もともと攻撃が強かったが、それに加えて守備も良くなってきた」との考えを示す。


 選手たちに対しては「サッカーだけでなく何事にも一生懸命に取り組んでほしい」と呼び掛ける。

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