04/25
2024
Thu
旧暦:3月16日 赤口 戊 
産業・経済
2017年1月20日(金)9:06

1番牛に174万円/肉用牛初競り

県内過去最高額に沸く


県内過去最高額で競り落とされた上場1番牛。上部掲示板に「161万1000円」(税抜き価格)が表示されると市場は大いに沸いた=19日、JAおきなわ宮古家畜市場

県内過去最高額で競り落とされた上場1番牛。上部掲示板に「161万1000円」(税抜き価格)が表示されると市場は大いに沸いた=19日、JAおきなわ宮古家畜市場

 JAおきなわ宮古家畜市場の2017年初競りが19日開かれ、1番牛に子牛としては県内過去最高額となる173万9880円(税込み価格)が付いた。1頭平均価格は80万円台、平均キロ単価も3056円と過去最高水準の高値。成牛を含む販売額は3億4400万円の大商いだった。市場は終日大いに沸いた。



 初競りには、子牛406頭が上場され、全頭が競り落とされた。平均体重は264㌔だった。


 1頭平均価格は80万6627円と昨年の10月競りに続く史上2番目の高値が付いた。前月と比べて2万1712円高となった。


 性別にみると、去勢が84万7804円(前月比1万1032円高)、雌が73万6351円(同比2万1091円高)となった。


 平均キロ単価は前月比77円高で3000円台の取引が成立。性別は去勢が前月比56円高3139円、雌は同比76円高2905円とそれぞれ高値が付いた。


 県内最高額を付けた牛は上場1番牛。電光掲示板に示される競り値は161万1000円(税抜き)まで上昇した。2番牛、3番牛も140万円を超えた。


 その後も80万円を超える子牛が続出。初競りは祝儀相場で終日にぎわった。


 成牛を含む上場頭数は439頭で、全部競り落とされた。1頭平均価格は78万4388円、平均キロ単価は2815円だった。


 最終的な販売額は3億円を突破。全国的な傾向として続く素牛不足による高値取引を印象付けた。17年の肉用牛競りは、最高の形でスタートを切った。


 宮古地区の肉用牛競りは高値が続いており、16年の販売額は過去最高の45億4625万円。今年も高値安定取引が期待される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!