2017年2月1日(水) 9:01

【人生雑感】いじめは、どうしたら、防止できるか。その対策

沖縄国際大学名誉教授 福里盛雄


1 いじめにはどんなのがあるのだろう


 いじめとは、嫉妬、無視する、その人の悪口をその人のいない所でいう、暴言をあたえる、暴力を加える、持ち物をかくす、金銭をせびりとる等の行為をすることである。このような行為をすることは、他人の人権侵害にもなります。言い換えれば、いじめはその人を一人の人格者として尊重しない人権侵害行為であると言わなければなりません。


 いじめの被害者は、信頼している人や、日常の遊び友達からいじめられると、悲しくなり、自分自身に対して自信を失い、生きている意味が分からなくなり、自殺する気持ちになったり、不登校になったりひきこもり症候群の一人になったりします。
 いじめという悲しい行為を、なぜ、人間が同じ人間に対してするのか。いじめ行為は、人間の歴史と共に存在していました。人間の生きてきた過程では、悲しいいじめが展開された記録が多くあります。人間は、その思考の貧弱さのために、自分で自分を不幸な存在者にする傾向がある。
 いじめは、いじめる側の者が、自分は人間としての品性がないと自認し、自分の価値を低く評価するところから始まるのです。自分は尊い価値がある人間だと確信し、自分は幸せだと自分をこよなく愛する人は、人を不幸にするようないじめ行為はしません。
 例えば、いじめの一つである嫉妬は、現在の自分に自信と誇りがないから、他人がうらやましくて嫉妬心を持つのです。他人を無視するいじめ行為は、傲慢な態度の表れです。暴言、暴力も他人の人格を無視した卑劣で野蛮ないじめです。持ち物を隠す行為は、他人の悲しみを共有できない感受性のない人のやるいじめ行為です。金銭をせびるいじめは、人を困窮に陥れ、ついには泥棒の道に追い込むような泥棒の共犯いじめです。これらの行為を仲間に脅されてやることは、連帯心とはいえません。このような仲間意識は、次元の低い連帯心です。仲間意識の連帯心は、お互いの品格を高めるための次元の高いものでなくてはなりません。


2 いじめ行為を防止する対策


 いじめを減少またはなくすためには、いじめ行為をする人の心を変えることである。人の心の変化は大変困難なことであります。自分で自分の心を変化させることは、失敗に終わることが多いのではないでしょうか。
 私たちを創造された創造者は、私たちを自分のかたちに創造し、創造主の品格を持って生きるように、聖霊を注ぎこんだ。聖霊は、私たちが生きていくためにさまざまな困難に打ち勝つように、力を授けてくださったのです。聖霊は、私たちを豊かな品性の実を備えた人格者に育てる力を持っています。
 聖霊の実-愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制-の九つの実を自分に豊かに実らせるならば、その人は幸せだといえます。
 この豊かな実を実らせている人は、自分を愛するように、他人も同じく愛するようになります。この実を実らせた人が多くなれば、人を自殺に追い込むようないじめはしないでしょう。そうなれば、いじめは減少すると考えます。

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