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スポーツ
2017年2月4日(土)9:02

7度目の頂点狙う/きょう沖縄一周駅伝

宮古島市チームが出発


「3大会ぶり頂点へ」沖縄一周駅伝に向け出発した宮古島市のメンバー=3日、宮古空港

「3大会ぶり頂点へ」沖縄一周駅伝に向け出発した宮古島市のメンバー=3日、宮古空港

 第40回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会が4、5の両日、沖縄本島をほぼ一周する30区間288・3㌔で行われる。37回大会優勝の宮古島市チームが3日、3大会ぶり7度目の頂点を目指して出発した。レースは4日午前7時号砲。

 沖縄一周駅伝は14市郡で争われる県内最長駅伝。中学生から一般まで幅広い年齢層が参加し、2日間にわたって駅伝沖縄一を競う。

 宮古島市はエース與那嶺恭兵を中心に、学生の瑞慶覧伸哉や平良雅喜ら若手の走りが注目される。高校生の層も厚く、中学生は県内トップレベルの実力を備えているため総合成績でも上位を狙える戦力だ。

 一方で、瑞慶覧が故障を抱えているため出走できるか流動的。また、女子の大黒柱だった仲間千華がメンバー入りしていないことも不安要素に挙げられる。

 宮古空港で行われた出発式で、池間啓貴監督は「與那嶺恭兵を中心に若い世代の脂が乗り切ってきた。高校生は男女とも良く、一般も良い練習ができた。3年ぶりに優勝旗を宮古島に持ち帰りたい」と決意した。

 団長を務める市陸上競技協会の多良間勉会長は「宮古代表選手は名誉であり誇りを持ってほしい」と奮起を促し、「戦力はアップしている。7度目の優勝を期待している。ライバルは自分自身。自分との戦いに勝利してほしい」と述べ、体調管理の徹底と自己ベスト記録の更新を求めた。

 選手を代表して岩田健さんが「今年は一周駅伝年の記念大会。この歴史ある大会に、宮古島市の名を刻めるよう目標に向かって頑張りたい」と話した。

 選手と役員は次の通り。

 【役員】団長=多良間勉▽副団長=砂川廣行、本村邦彦▽監督=池間啓貴▽コーチ=仲村明洋、嘉味田昇▽女子コーチ=大城正嗣▽総務・会計=池村清和、平良広幸、伊佐正信
 【選手(男子)】岩田健、仲間正彦、與那嶺恭兵、仲間樹、瑞慶覧伸哉、平良雅喜、下地海帆、伊佐孝明、浅田訓宏、久貝勇輝、宮國駿、吉本悠真、吉本大祐、宮城琢朗、村上海太、外間凌雅、本村大和、大島卓也、運天凱飛、上地洋一、我如古照季、垣花海斗、源河夢叶、上原龍之介、前新城羽信、アルバラード・奨吏・ディエゴ、松川寿汰
 【選手(女子)】上里星奈、山村あゆみ、伊佐ももこ、下里初佳、仲地楓華、仲里彩、川満利美、友利芹菜、下地麻菜夏、下地こまち


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