2017年2月21日(火) 9:03

「悔しさ忘れるな」/教育を語る市民大会

眞鍋政義さんが講演


コーチングの哲学を語る眞鍋さん。時折ユーモアを交えて聴衆を引き付けた=19日、マティダ市民劇場

コーチングの哲学を語る眞鍋さん。時折ユーモアを交えて聴衆を引き付けた=19日、マティダ市民劇場

 バレーボール全日本女子前監督の眞鍋政義さんが19日、マティダ市民劇場で講演を行った。選手のレベルアップで重要な要素は「悔しさを忘れないこと。忘れた人は、一流になることはできない」と指摘した。コーチング論では、「監督はモチベーターになることが大切だ」と話した。


 眞鍋さんは、市の教育を語る市民大会に招へいされて基調講演を行った。会場には多くの市民が来場。ロンドン五輪で28年ぶりに銅メダルをもたらした指導法に聞き入った。


 バレーボールについて眞鍋さんは「『間』があるスポーツだ」と説明し、得点が入るワンプレーごとに考える時間ができるとした。その上で「この間を生かせるのがプラス思考の選手。ここでマイナスに考えてしまうようでは自分の能力を100%発揮できない」とメンタルの重要性を語った。


 選手がより上のレベルに到達するためには「試合に負けたときの悔しさを忘れないこと」と強調。事例を挙げて、「悔しい気持ちを忘れた人は一流になることはできない」と話した。


 監督として必要な要素は▽情熱▽選手と同じ目線に立つ▽監督自ら言動と行動を一致させる▽迷ったらまずやってみる-ことを勧めた。選手のモチベーションを上げるためには、それぞれの個性に合った指導、対応が重要だとも説いた。


 監督とコーチの役割分担については「コーチに責任を持たせる。目標に対して貢献していることを認識する必要がある」と話し、分業の実践でチーム力が底上げされると主張した。


 会場の市民は眞鍋さんの話を聞き、世界レベルで戦う選手の心構えやコーチング哲学の吸収に努めた。

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