04/17
2024
Wed
旧暦:3月8日 仏滅 庚 
政治・行政
2017年3月28日(火)9:02

過去最大382億円執行へ/市議会

一般会計予算案など可決

 宮古島市議会(棚原芳樹議長)は27日、3月定例会最終本会議を開き、2017年度一般会計予算案など当局提出の47議案を可決し閉会した。一般会計の歳入歳出予算は382億円。当局は、未来創造センター建設22億6800万円などを盛り込んだ過去最大規模の予算執行に入る。

 この日可決した議案は予算関係の11件、条例関係の23件。そのほか指定管理者の指定案6件など。

 議員の定数を従来の「26人」から「24人」に改める条例の一部改正案に関する発議なども可決した。

 一般会計予算は前年度比1億7000万円(0・4%)の増額となる。歳出で未来創造センター建設ほかリサイクルセンター建設11億6000万円、学校給食費半額助成1億円などを計上した。総合庁舎や博物館整備に向けた基本構想・計画策定業務も盛り込んだ。

 予算関係では、国保や港湾、介護保険、後期高齢者医療などの特別会計予算案も全会一致で可決した。

 条例関係では、農業委員の定数、報酬に関する条例や、市パイナガマ海空すこやか公園の設置案件、市種苗供給施設条例の一部改正案などを認めた。

 指定管理者の指定案件は6本。火葬場やエコアイランドPR館、バイオエタノール製造施設、キャンプ村の管理者が決まった。

 火葬場は環境クリーン開発、エコアイランドPR館はすまエコ、バイオエタノール製造施設は日本アルコール産業が管理する。

 このほか、請願書や陳情書も審議。伊良部、佐良浜地区の小中学校統廃合計画の見直しや新校舎建設作業の中断を求める請願や陳情書は不採択となった。

 宮古島への陸自配備計画に関し、地下水審議会の早期開催と同会の結論が出るまで、土地取得などの手続きを中断することを防衛省に申し入れるよう求めた請願書は継続審議とした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

2024年4月7日(日)8:52
8:52

大会まで1週間/歓迎ゲート完成

本番へ気合十分 第38回全日本トライアスロン宮古島大会まで残り1週間-。本番を控え、島内の各コースでは試走するトライアスリートの姿が多く見られた。開会式・表彰式の会場となるJTAドーム宮古島には「歓迎ゲート」がお目見え。ランやバイクのコース沿いには応援幕が設置…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!