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2017年4月11日(火) 9:04

トックリキワタ、春風に綿が舞う/市内

楕円形の実が割れて、中から飛び出した種子と綿が春風に揺れている=8日、市営馬場団地前

楕円形の実が割れて、中から飛び出した種子と綿が春風に揺れている=8日、市営馬場団地前

 宮古各地で実が鈴なり状態となっているトックリキワタ(パンヤ科)の一部の実が割れて、中から種子を包んだ綿が、春風に舞っている。


 市営馬場団地前のトックリキワタは、多くの実が割れて、青空に栄える真っ白な綿が住民たちの目を楽しませている。


 住民の1人は「ずっと実がいっぱいぶら下がっている状態が続いていたが3、4日前から実が割れて中から綿がどんどん飛び出してきている」と話した。


 別の住民は「昔はもっと花の数が少なかったと思うが、最近はピンクの花がたくさん咲いて、こうして実もたくさんできるようになったので見ていて楽しい」と笑顔になった。


 トックリキワタの実は楕円(だえん)形で、表皮は緑色。長さは10㌢程度で、熟すとひび割れ、実の中に詰まっている綿が飛び出す。


 綿はクッションやぬいぐるみ、枕などの詰め物に使われることがあるという。


 トックリキワタの開花時期は10~12月ごろで、桃色の美しい花を咲かせる。ブラジルからアルゼンチンの南米原産。国内では南西諸島に分布する。樹高は10~20㍍。