方言「話す」２９％に減少／県民意識調査

　宮古方言を話す市民が減少している。県が発表した２０１６年度「しまくとぅば県民意識調査」の結果によると、人と話すとき、方言を「主に使う」「共通語と同じくらい使う」と答えた人は全体の２８・７％、前回１３年度の調査時と比べて１２・３ポイント下がった。一方で「まったく使わない」という回答は前回より５・９ポイント増えた。（４月９日掲載）

日本弦楽指導協全国大会で演奏／アンサンブル・ティダ

　日本弦楽指導者協会全国大会が２日、静岡市文化会館で開催され、宮古島市ジュニアオーケストラ弦楽アンサンブルの「アンサンブル・ティダ」が、全国各地から選ばれた５団体の中の１団体として弦楽合奏を披露した。今回の演奏には小１～高２までの８人が参加。「伊良部とうがに」を含む「沖縄宮古島組曲」を演奏し、客席からひときわ大きな拍手を受けた。（４月９日掲載）

原料の半分基準超え／宮糖城辺、多良間搬入終了

　２０１６－１７年期の製糖操業で、宮古製糖（安村勇社長）城辺工場と多良間工場は１０日までに、原料（サトウキビ）の搬入を終了した。城辺工場は万２２８９㌧、多良間工場は２万５３９８㌧を搬入した。平均糖度は城辺１４・３１度、多良間１４・４３度。それぞれ搬入原料の８割が基準糖度（１３・１～１４・３度）に達する高品質となった。（４月１１日掲載）

トウガン１玉１００円で販売／地産地消，消費拡大へ

　トウガンの地産地消と消費拡大を図るキャンペーンが１０日、ＪＡファーマーズマーケットあたらす市場で開催された。新鮮なトウガンを１玉１００円の大特価で販売。売り場には黒山の人だかりができ、準備された２２００玉は飛ぶように売れた。トウガンを使ったさたぱんびんやパイ、カレーも大人気。トウガンづくしの１日になった。（４月１１日掲載）

路上寝通報件数県内ワースト２／１６年宮古島署

　宮古島署のまとめによると、同署管内の路上寝通報件数は２０１５年が７０５件（１１０番２７６件、宮古島署通報４２９件）、１６年が７３３件（同２４２件、同署通報４９１件）と、前年比で２８件増加した。１７年は３月末で、すでに１１４件（暫定値）通報があり、前年同期の１０９件より５件多い。（４月１２日掲載）

交通死亡事故ゼロ１年達成／県警が宮古島署表彰

　宮古島署管内で、２０１６年３月２０日から１７年３月１９日まで、交通死亡事故ゼロ１年を達成したとして、県警本部は１１日、同署で「交通死亡事故ゼロ１年達成」の表彰伝達式を行った。池田本部長と県交通安全協会連合会の比嘉良雄会長の連名表彰で、県警本部交通部長の梶原芳也警視正が表彰盾を伝達した。同署の受賞は４回目になる。（４月１２日掲載）

「歓迎ゲート」はＪＴＡドームに／トライ宮古島大会

　今月２３日に開催される「第３３回全日本トライアスロン宮古島大会」では、これまで市総合体育館で実施されていた開会式と閉会式が今月供用を開始したＪＴＡドーム宮古島で行われる。また、これまで同体育館に設置されていたアスリートを迎える「歓迎ゲート」も同ドーム型施設の進入路に近日中に設置される予定だ。（４月１３日掲載）

重量挙げ全国初優勝を報告／手登根君が市長へ

　３月２５日から２８日に石川県金沢市で開催された重量挙げの第３２回全国高校選抜大会で男子１０５㌔超級を制し全国大会初優勝を果たした宮古高校ウエートリフティング部の手登根武魁（むかい）君（３年）が１２日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、全国制覇を報告した。（４月１３日掲載）

農地中間管理事業仲介面積３５・７㌶に／有効利用で着実な成果

　農地の貸し借りを仲介する県農業振興公社の農地中間管理事業で、宮古島市内の借り受けおよび貸付面積が３５・７㌶に達していることが分かった。県内自治体では石垣市に次いで２番目に大きい面積となる。実施３年目を迎えている農地中間管理事業の浸透を裏付けた。１３日午後、同公社の崎原盛光専務理事が下地敏彦市長に報告した。（４月１４日掲載）

ベストビーチに下地の前浜／ダイブ＆トラベル大賞

　「マリンダイビング」を発行する水中造形センター主催の「ダイブ＆トラベル大賞２０１７」で、下地与那覇の前浜ビーチが、国内初のベストビーチ世界第１位に選ばれた。国内ダイビングエリア部門では３位にランクインした。下地敏彦市長らが１４日に発表した。（４月１５日掲載）

最新巡視船２隻が就役／長山港船艇用品庫披露式典

　宮古島海上保安部の規制能力強化型巡視船「くりま」と「おおがみ」の就役式と、長山港船艇用品庫完成披露式が１４日、伊良部島長山港の同用品庫で行われ、約６０人の来賓が参加し、就役と用品庫完成を祝した。就役した両巡視船の船長はじめ幹部乗組員も紹介された。（４月１５日掲載）