2017年5月21日(日) 9:06

迫力の闘ヤギに歓声

多良間でピンダアース大会


角と角を突き合わせて勝敗を競ったピンダアース大会。写真は中量級の決勝戦。左が優勝したレイ・パッキャオ号=20日、夢パティオたらま多目的広場

角と角を突き合わせて勝敗を競ったピンダアース大会。写真は中量級の決勝戦。左が優勝したレイ・パッキャオ号=20日、夢パティオたらま多目的広場

 【多良間】第14回多良間島ピンダアース大会(実行委主催)が20日、夢パティオたらま多目的広場で開催された。雨模様の中、多くの村民や観光客らが詰め掛け、豪快に角と角をぶつけ合う「闘ヤギ」に歓声を上げた。最も重いクラスでは、上原信行さん所有の「大岩(トゥンバラ)号」が優勝した。



 軽量級と中量級にそれぞれ9頭、重量級に6頭の計頭が出場。今回初めて、島外(石垣島)からのヤギ2頭も参戦し、多良間ピンダと闘った。


 熱心な地元ファンらの「いけ、いけ」との声に闘争心が刺激されたヤギは、高くジャンプして角をぶつけ合い勝負を競った。


 日ごろは愛らしい表情のヤギの闘う姿に、観光客らはびっくりした様子で見入っていた。


 「ヤギの鳴き声大会」では子どもや大人たちが「メエー、メエー」と鳴き声をまねして会場を和やかな雰囲気に包んだ。


 石垣からはヤギの所有者やその家族、関係者ら12人が、船をチャーターして参加。宮国文雄さんは「初めて見たが、島の盛り上がりがすごい」と感激した様子だった。


 大会当日に会場入りという強行スケジュールにヤギが体調を崩したと言い「来年は早めに多良間入りし、体調万全で臨みたい。観戦ツアーを計画し交流も深めていきたい」と笑顔だった。


 閉会式で大会長の伊良皆光夫村長は、石垣からの参加に感謝するとともに、悪天候の中で闘ったヤギや所有者にねぎらいの言葉を掛け「日ごろからの飼育が大切。次回大会も盛り上げてほしい」とあいさつした。


 最後は、石垣から訪れた親里春教さんの音頭で、来年大会の成功を祈願し全員で「万歳三唱」を行った。


 同大会は「多良間ピンダ」をPRし、ブランド化と付加価値を高め、ヤギ振興を図ることなどを目的に開催されている。


 大会の結果は次の通り。(敬称略、カッコ内は所有者)
 【軽量級】優勝=シン・メトリ号(豊見山正)▽準優勝=キナ2号(伊良皆正勝)
 【中量級】優勝=レイ・パッキャオ号(下地雅春)▽準優勝=与那原建設号(運天辰民)
 【重量級】優勝=大岩号(上原信行)▽準優勝=イケメン2号(奥平貞夫)
 【鳴き声・子供の部】優勝=野原雫(多良間小4年)▽準優勝=兼久きよと(石垣)▽3位=西筋陽斗君(多良間小4)
 【同・大人の部】優勝=親里春教(石垣)▽準優勝=池間林(多良間)3位=仲田静香(同)

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