04/24
2024
Wed
旧暦:3月15日 大安 丁 
産業・経済
2017年5月24日(水)9:03

Sプリンセスが初寄港/チャイニーズタイシャンも

宮古島に初寄港し、沖合に停泊するサファイア・プリンセス号(右)と宮古を出航するチャイニーズ・タイシャン号=23日、平良港沖

宮古島に初寄港し、沖合に停泊するサファイア・プリンセス号(右)と宮古を出航するチャイニーズ・タイシャン号=23日、平良港沖

2隻で3000人超が来島


 プリンセス・クルーズ社の大型客船サファイア・プリンセス号(11万5875㌧)が23日午前7時30分、宮古島に初寄港した。今年、寄港するクルーズ船の中ではゲンティン・ドリーム号(15万1300㌧)に次ぐ大きさで、今回は2731人の乗客を乗せ宮古入りした。この日はチャイニーズ・タイシャン号(2万4427㌧)も入港し、合計で1日に3000人を超えるクルーズ客が訪れた。



 サファイア・プリンセス号は三菱重工長崎造船所で建造され2004年に就航した日本生まれの大型客船。全長は290㍍、全幅37・5㍍、客室数は1337室で、船内に24時間オープンのレストランをはじめバーやシガーラウンジ、プール、ジャグジー、スパ、シアターなどを完備。宮古へは今年、11月5日までに16回の寄港を予定している。


 今回は21日に台湾の基隆を出航し、22日に那覇、23日に宮古へ寄港した。きょう24日は石垣へ寄港し、25日に基隆に戻る。乗客2731人のうち約280人は日本人だった。乗組員数は1063人。


 11万㌧級の船は下崎埠頭(ふとう)に接岸できないため平良港沖に停泊。「テンダーボート」と呼ばれる補助船で順次、乗客を港まで輸送した。


 船内で歓迎セレモニーが開かれ、宮古からは宮古島観光協会の豊見山健児会長、市観光商工局の垣花和彦局長、平良港港湾事務所の林輝幸所長、県宮古事務所の稲福具実所長らが参加した。豊見山会長は「皆さんに宮古島の美しい自然を堪能してもらい、心に残る旅になることを願っている」とあいさつ。同船のラヴェラ・パオロ船長は「温かいおもてなしに感謝している。またぜひ宮古島に訪れたい」と語った。


 同船は同日午後6時30分に宮古を出航した。


 中国厦門から那覇を経由して同日午前7時に下崎埠頭に接岸したチャイニーズ・タイシャン号。4月6日から宮古に寄港していて、今回の乗客数は460人、乗組員数は277人で、同日午後3時に厦門へ向け出航した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!