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政治・行政
2017年7月12日(水)9:06

市がバス購入、民間活用も/伊良部一貫校スクールバス

全員分の座席確保へ/導入計画策定委


事務局からスクールバス導入案について説明を聞く委員たち=10日、伊良部公民館会議室

事務局からスクールバス導入案について説明を聞く委員たち=10日、伊良部公民館会議室

 伊良部地区の小中学校を統合して新たに小中一貫校として設置する伊良部小中学校(愛称・結の橋学園)のスクールバス導入計画策定委員会(会長・池村敏弘伊良部小学校長)の第2回が10日、伊良部公民館会議室で開かれた。導入するバスの台数や規格などについて協議した結果、市が3台のバスを購入するとともに民間の大型バス1台を活用することで対象児童生徒全員が座れる座席数を確保する方針を決めた。

 スクールバス利用対象者は南区(伊良部小中学校区)の児童生徒で、開校時の対象人数は158人と予測されている。

 第2回委員会では事務局を務める市教育委員会学校規模適正化対策班の職員が、スクールバスは民間大型バス1台と市が新たに購入するバスで対応する考えを説明。バスの購入案としては、①大型2台と小型1台②中型3台③小型、中型、大型各1台④中型、大型各1台⑤中型2台⑥小型2台と中型1台-という対象児童生徒全員分の座席が確保できる組み合わせ(①~③)と小学生全員分の座席は確保し中学生の一部は立つことを想定した組み合わせ(④~⑥)の計6パターンを座席数やバス購入費用を含む初年度経費、初年度以降の年間経費の見込額などとともに提示した。

 協議の結果、安全面などから全員が座れる座席を確保すべきとの結論に至り、小型、中型、大型各1台を購入する案を中心に、具体的な運行計画案を策定することを決めた。

 運行ルートは地域住民の安全を考慮して、普段からバスが運行している既存の路線バスルートを使用する方針を事務局が説明。登校時停留所としては佐和田車庫、長浜多目的前、ヤング理髪店前、国仲公民館前、伊良部地区防災センター、さしばの里の6カ所を挙げた。


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