夫婦そろって「ガンズー賞」

勝連さん夫妻

　勝連さんが携わった仕事は漁業、池間漁協組合長、農業、農業委員、沖糖の原料員など数多い。趣味は夫婦そろってゲートボール。７月３日の会員親睦大会（主催・平良ゲートボール連合）の開会式では８０歳を迎えた愛好者に贈る「ガンズー賞」を夫婦そろって受賞した。

　勝連夫妻と近所の仲間たちで作る「ゆたか会」のメンバーは夕方には近くの広場に集まりプレーを楽しみながら腕も磨く。ゆたか会の競技レベルは高く１５年ほど前には県代表として全国大会（愛知県大会）に出場した。今月上旬の親睦大会でも優勝するなど力はまだまだ衰えていない。

　「ゲートボールは体を動かして頭も使う素晴らしい趣味」と話す。勝連夫妻は約３０年前に日本ゲートボール連合公認の審判員資格を取り、ゲートボールの普及・発展に貢献した。

　原料員のころは行政に働きかけて、サトウキビを食い荒らす野ネズミ駆除に成果を挙げた。カヨ子さんは若いころ保育所と幼稚園の先生をしていた。「施設は水浜など（小学校とは別の場所）にあった」と昔の一こまを懐かしんだ。

　子供６人、孫１３人、ひ孫５人。

勝連　智さん（８０歳） 1937（昭和１２）年7月１９日生まれ
カヨ子さん（８０歳） 1937（昭和１２）年6月4日生まれ