04/26
2024
Fri
旧暦:3月17日 先勝 己 
イベント
2017年8月7日(月)9:07

干潟で多彩な催し/サニツ浜カーニバル

水中駅伝で水しぶき


潮が満ち始めた干潟で力走する水中駅伝の参加者ら=6日、与那覇サニツ浜

潮が満ち始めた干潟で力走する水中駅伝の参加者ら=6日、与那覇サニツ浜

 干潟の祭典「第27回サニツ浜カーニバル」(主催・宮古島市など)が6日、下地の与那覇湾、通称サニツ浜で開かれた。約700㌶の広大な干潟を舞台に、水中駅伝や綱引き、宮古角力、10人11脚などが行われ、家族連れら市民は楽しい夏の一日を過ごした。開会式で川根心真君(下地小6年)が、参加選手を代表して「けがをしないよう、干潟の祭典を楽しみます」と元気よく選手宣誓をした。

 サニツ浜ふれあい広場の土俵では、宮古角力が行われ、久米島角友会も参加、一般や小学生が個人戦、団体戦で熱戦を繰り広げた。

 干潟競技はレディース綱引きで幕開け。パンダル50ccが8連覇を果たした。男子綱引きは宮古島まもり隊が初優勝を果たした。

 潮が満ちるのを待って、この日最後の競技として行われた水中駅伝は、途中で水しぶきを上げて転んでしまう選手もおり、会場から笑いを誘っていた。

 男女綱引きは、滑りやすい足元をものともせず、全員で力を合わせ、男女共こん身の力を込めて綱を引いた。選手の周りには応援団が付き、「頑張れ頑張れ」と声援を送っていた。10人11脚は仲間たちと息を合わせ、「イッチニ、イッチニ」とリズムを取りながらゴールを目指した。

 宝探しや乗馬体験も行われた。初めて乗馬体験をした高島糸玲七ちゃん(3)は「初めて馬に乗れて、楽しかった。また体験したい」と笑顔で話した。

 競技に先立ち行われた開会式で長濱政治副市長は「現在では地域住民、観光客が一体となって楽しめるイベントとして定着している。広大な干潟を舞台に繰り広げられる各競技を楽しみながら、祭典を十分に満喫してほしい」と、下地敏彦市長のあいさつを代読した。

 アトラクションとして下地のクイチャー、与那覇のヨンシーが披露され、全員が方言バージョンのラジオ体操で体をほぐした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!