2017年8月10日(木) 9:03

田村さんらシリコンバレーへ/琉球フロッグス

9期選抜メンバー 宮古から初派遣


米国シリコンバレーに派遣される(左から)鶴町さん、加持君、田村さん=9日、県庁

米国シリコンバレーに派遣される(左から)鶴町さん、加持君、田村さん=9日、県庁

 【那覇支社】県内の学生から次世代のビジネスリーダーを発掘・育成するプロジェクト「Ryukyufrogs(琉球フロッグス)」の9期選抜メンバー7人が9日に県庁で会見し、米国シリコンバレーでの研修を前に意気込みを語った。宮古から選ばれた田村歩葉さん(宮高3年)、鶴町理乃さん(同1年)、加持恵達君(平良中3年)の3人も、それぞれの思いを述べた。宮古から派遣されるのは3人が初めてで、メンバーらは13日にシリコンバレーに向け出発する。


 同プロジェクトは、県内の中学生以上の学生が対象で、今回は昨年から参加が可能となった宮古・八重山を含めて78人が応募していた。


 シリコンバレーでの研修は約10日間で、ベンチャー企業などを訪問する予定。世界最先端のテクノロジーに触れるほか、現地で活躍する起業家や投資家、エンジニアとも交流する。


 会見で、田村さんは「文化の違いを体感し、文化の壁なく人と人とが関わることで笑顔が生まれる社会を実現できるサービスを学んできたい」と語った。


 鶴町さんは「シリコンバレーで起業家たちと会うのは、不安もあるが楽しみでもある。5人以上とコミュニケーションをとり、その人たちが大切にしていることをしっかり聞きたい」、加持君も「シリコンバレーには多様な人種がいる中で、どのように相互理解を図っているのか考えたい。起業家には『誰のために』(仕事をしているのか)と、彼らの考える源を聞いてみたい」と、それぞれ決意を述べた。


 今回派遣されるメンバーは、帰国後も短期間の合宿や研修などを重ね、社会にイノベーション(技術革新)を起こすようなサービスを考える。12月には、その成果を披露する予定。


 Ryukyufrogsは2007年にスタートし、これまで62人の生徒・学生をシリコンバレーに派遣している。現在は、琉球銀行や沖縄電力、NTTドコモなど県内外59企業の協賛を受けているほか、各種団体からの支援や個人約90人からも寄付を受けている。

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