宮古島市63人、多良間村2人/県内100歳以上
県全体で1162人過去最多更新
【那覇支社】「敬老の日(18日)」を前に、県子ども生活福祉部が15日に発表した100歳以上の高齢者数(15日時点)によると、宮古島市は前年に比べ26人増の63人で、多良間村は1人増え2人となった。
県全体では1162人と前年比で151人増。1972年の統計開始以降で過去最多を更新した。市町村別では那覇市が181人と最多で、次いで、うるま市112人、沖縄市89人などと続いた。
県の人口10万人当たりの100歳以上の人数は80・75人で、全国順位は昨年15位を上回る10位となった。都道府県別では、島根県が97・54人と5年連続最多で、2位が鳥取県92・11人、3位が高知県91・26人の順となった。
厚生労働省によると、全国の100歳以上の高齢者は昨年より2132人増えて6万7824人となり、47年連続で過去最多を更新した。うち女性が全体の約88%(5万9627人)を占めた。
県内の100歳以上の内訳は男性133人、女性1029人で、女性が約9割を占めた。宮古島市は男性9人、女性54人。多良間村は男性、女性各1人となった。
今年度中に新たに100歳を迎える人(1917年4月~18年3月31日生まれ)は476人(男性61人、女性415人)で、昨年より35人減る。宮古島市は17人(男性3人、女性14人)、多良間村は男性、女性各1人となる。
県内の最高齢は113歳の大城テルさん(那覇市)。