はっぴ姿で「火の用心」/福里保育所
市幼年防火クラブがパレード
2017年秋季全国火災予防運動(9~15日)2日目の10日、市消防本部(来間克消防長)は城辺地区の福里保育所(福里ます所長)の市幼年防火クラブによる防火パレードを実施した。はっび姿の子供たち32人は、拍子木(ひょうしぎ)を打ち鳴らしながら「火の用心のうた」を歌い、「戸締まり用心、火の用心」と防火を呼び掛けた。住民の防火思想の高揚を図った。
出発式は保育所広場であり、市消防署の新里栄作警防課長補佐は「防火パレードをしながら地域住民に火遊びしない、火の怖さ、火の大事さを伝えましょう」と励ました。
消防職員らが「全国火災予防運動実施中」と書かれた横断幕を持ってパレードを先導。子供たちは2列になって道路の左側を行進し、火災予防をアピールした。
沿道から声援を送っていた下地久江さん(73)は「今年1年生になった孫が、
園児の時に防火パレードに参加していた。その時の頑張る姿を思い出し、感動が蘇った」と懐かしんでいた。
同広場での閉会式で、新里補佐は「大変よく出来た。皆が大きな声で地域の皆さんへ火災予防を伝えたので良かった」と評価した。
福里所長は「皆が元気よくやったので良かった。防火パレード中、住民が手を振って感謝し激励していた」と感無量の表情で語った。
13日は下地保育所、14日は上野保育所でそれぞれ防火パレードが実施される予定。