04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
産業・経済
2018年1月20日(土)8:56

品質は徐々に上昇/宮糖城辺

操業1カ月、2万6000㌧搬入


操業1カ月を迎えた宮糖城辺工場。平均糖度は12・86度となっている=19日、城辺砂川

操業1カ月を迎えた宮糖城辺工場。平均糖度は12・86度となっている=19日、城辺砂川

 宮古製糖城辺工場の2017-18年期製糖操業は19日、開始から1カ月を迎えた。これまでに2万6334㌧の原料を搬入し、平均の糖度は12・86度。依然として基準糖度帯(13・1~14・3度)に達しない状況が続いている。ただ、日計では13度に到達しており、今後の上昇が期待される。

 宮糖城辺工場は先月20日に操業を開始した。天候の影響を受けて、機械刈りの原料が計画通りに搬入できない状況にあるが、スロー運転で対応している。

 19日現在の搬入概況によると、基準糖度帯に達した原料は全体の35・92%。操業当初の4%台から上昇を続けているが、基準以下が5割以上を占めるなど品質面は依然として厳しい。

 ただ、日計では基準に達しており、19日は13・13度まで上がった。今後の冷え込みなど気象条件によるさらなる上昇が期待される。

 宮糖城辺工場では、今期12万5800㌧の原料搬入を見込んでいる。大豊作の前期より2万6000㌧ほどの減産だが、平年以上を確保する見通しだ。

 同工場は88日間の操業を予定しているが、ずれ込むことも想定される。天候をにらんだ操業が続く。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!