04/20
2024
Sat
旧暦:3月12日 友引 甲 
産業・経済
2018年2月2日(金)8:59

大神海運17年度輸送旅客実績 過去最高の3万3800人

大神島に観光客急増/パワースポットなど魅力


大神島(後方に浮かぶ島)と島尻漁港の間を運航する客船「スマヌかりゆす」=1日、島尻漁港から

大神島(後方に浮かぶ島)と島尻漁港の間を運航する客船「スマヌかりゆす」=1日、島尻漁港から

 宮古本島北部の離島、大神島への観光客が急増傾向で推移している。島尻漁港と大神島の間を運航する客船「スマヌかりゆす」(15㌧、伊佐正船長)を運営する大神海運(伊佐清正代表)がまとめた輸送旅客実績によると、2017年度(16年10月~17年9月)は前年度より5071人増え、過去最高の3万3805人を記録した。3万の大台に乗ったのは初めて。観光客を魅了するのは自然体験やパワースポットとされる。

 同社の会計年度は毎年10月から翌年9月まで。このため、輸送旅客実績はその年度に合わせて集計し、国や県、市などに報告している。

 同実績によると、2013年度までは1万人台を推移。14年度には初めて2万人を超えた。さらに17年度には初めて3万人台を突破し過去最多を更新した。

 伊佐代表は「今後とも観光客数は増加すると予想される。ここ数年、4月に開催される『大神島感動体験ツアー』に参加する観光客が多い。このツアーを楽しんだ翌日は『宮古島の海びらき』に参加するから、特に親子連れに人気が高い。今年も多くの親子連れが訪れると思う」と期待を込めている。

 伊佐船長は「航海安全が第一。いつでも安全、安心の運航を続ける」と気持ちを引き締める。

 島尻漁港から大神島までの直線距離は約4㌔。客船の航路は約5・5㌔で、片道所要時間は約20分。

 詳しい問い合わせは、大神海運(電話0980・72・5477)へ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!