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スポーツ
2018年2月5日(月)8:58

宮古島市、躍進3位/沖縄一周駅伝

前半首位、後半は粘走


3位入賞した宮古島市=4日、奥武山公園

3位入賞した宮古島市=4日、奥武山公園

 【那覇支社】県知事杯第41回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会は3、4の両日、沖縄本島を一周する30区間289・3㌔で争われ、宮古島市は16時間58分6秒で3位に入った。前回8位から大きく順位を上げた。初日をトップで折り返すと2日目も粘り、上位に食い込んだ。優勝は島尻郡。16時間51分32秒だった。

 レースの発着点は奥武山運動公園。宮古島市は初日の前半、後半ともに2位となり、合計タイムの総合成績でトップに立った。

 7区を任された宮高の垣花海斗、8区を走った日本薬科大の香村大貴が連続区間賞の走りで貢献した。

 2日目は国頭村役場前をスタート。宮古島市は粘りの力走を見せたがじりじりと後退。最後は自力に勝る島尻、国頭にかわされた。

 最終的には総合3位でゴール。前回8位から大きくジャンプアップした。

 2日間のレースに友利勝次監督代行は「エース(瑞慶覧伸哉)不在の今の戦力の中では良いレースができたと思う。中学生をはじめとする若手が頑張った。その走りにベテランも応えてくれた」と総括した。「来年はさらに力をつけてレースに臨みたい。十分優勝を狙える」と意欲を語った。

 久貝貴之主将も「(エース欠場という)アクシデントを抱えながらも一人一人があきらめない走りをしてくれた」と振り返り「今大会で課題も見付かった。来年に生かす」と話した。

 解団式で宮古島市選手団の団長を務めた市陸上競技協会の砂川廣行会長は「感動をありがとう」と選手の力走にたたえ、「次につながるレースだった。来年の優勝は見えた」と話した。

 総合成績と宮古島市選手の区間賞は次の通り。

 【総合成績】①島尻郡16時間51分32秒②国頭郡16時間54分44秒③宮古島市16時間58分6秒④沖縄市17時間14分8秒⑤名護市17時間16分44秒⑥八重山郡17時間20分14秒

 【区間賞】7区(10・1㌔)=①垣花海斗(宮高2年)36分10秒▽8区(12・6㌔)=①香村大貴(日本薬科大3年)43分24秒


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