2018年2月5日(月) 8:54

【時事】自公推薦の渡具知氏当選/名護市長選

現職稲嶺氏に3458票差


名護市長選挙で当選した笑顔の渡具知武豊氏(中央)=4日午後、名護市

名護市長選挙で当選した笑顔の渡具知武豊氏(中央)=4日午後、名護市

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設問題が最大の争点となった名護市長選は4日、投開票され、同市辺野古への移設を推進する与党が推した新人で元市議の渡具知武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=が初当選した。移設阻止を掲げ、翁長雄志知事の支援を受けた現職の稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民推薦、立憲支持=は3期目を目指したが、3400票余り及ばなかった。


 昨年4月に政府が辺野古の護岸工事に着手して以降、初めての市長選で、渡具知、稲嶺両氏の一騎打ちとなった。


 政府は渡具知氏の勝利を受け、移設工事を加速する方針。市長選は秋の知事選に向けた前哨戦との位置付けで、与党はこれを弾みに翁長氏への対抗馬擁立作業を急ぐ。一方、民意を背景に移設阻止を訴えてきた翁長氏にとって、「本丸」と言える名護での敗北は痛撃で、再選戦略は再考を迫られる。


 安倍晋三首相は4日夜、渡具知氏の陣営関係者に「沖縄の風向きも変わった」と電話で語った。稲嶺氏は記者団に「真摯(しんし)に受け止めないといけない」と述べた。


 渡具知、稲嶺両陣営とも、推薦した政党の幹部が相次いで名護入りし、総力戦を展開した。渡具知氏は、辺野古移設への賛否を明確にしない戦術や、前回自主投票だった公明党の推薦を取り付けたことが奏功。国との協議を通じて予算を獲得し、市民生活の向上に努めると主張して支持を集めた。


 一方、稲嶺氏は「工事は、まだ止めることができる」と訴えたが、市民の諦めムードを払拭(ふっしょく)し切れなかった。


 投票率は76・92%で前回を0・21ポイント上回った。期日前投票者数が有権者数の約44%に当たる2万1660人と過去最多だった。


 渡具知氏の任期は8日から4年間。


 渡具知 武豊氏(とぐち・たけとよ)第一経済大(現日本経済大)卒。自営業を経て98年名護市議。56歳。名護市出身。

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