2018年2月14日(水) 8:59

温浴施設事業を促進/天然ガス利活用

民間参入目指し公募へ/検討委で基本計画を確認


天然ガス資源事業化基本計画を取りまとめた検討委員会=13日、市役所平良庁舎

天然ガス資源事業化基本計画を取りまとめた検討委員会=13日、市役所平良庁舎

 宮古島市天然ガス資源事業化推進検討委員会の第3回会合が13日午後、市役所平良庁舎で開かれ、温浴施設の事業化を盛り込んだ基本計画を確認した。民間企業の参入を促す公募の次年度実施を目指す。土地の確保や景観の造成、保安林の存在などクリアすべき課題は山積みだが、天然ガスを活用した事業の具体的な動き出しが期待される。


 事務局が提出した基本計画案を協議した。天然ガスに付随する温泉水を使う温浴施設の事業化に当たっては、「観光振興を主眼」とする基本方針を立てた。


 温浴施設の開発基本コンセプトも挿入。事業の可能性を広げる営業、運営方針案なども明記した。


 天然ガスの利活用方法を探るために、城辺保良の海宝館敷地内に設置した足湯に関するアンケート調査の結果も計画書に示した。


 169人がアンケートに答え、「温浴施設があれば利用するか」の問いに「利用したい」と答えた人が88%と高かった。「どのような施設を期待するか」の設問には「海が眺望できる露天風呂」と答えた人が134人で最多だった。温泉かけ流しは74人。泉質については「よく温まる」という回答が7割以上だった。


 この結果を踏まえ、計画には「これらの期待を裏切ることのないプランにすることが重要だ」とした。


 天然ガスを汲み上げている「宮古R-1号井」で事業化を進めながら、広域展開も模索していく。「新たな掘削(宮古R-2)は宮古R-1事業を補完する上でも有益であり、効果的である」とし、天然ガス及び温泉水の安定供給が図れることで事業の幅が広がることをアピールした。


 計画のまとめでは、熱利用農業や発電等における可能性も提示したほか、ここでも新たな掘削の必要性を認め、「(安定供給で)民間の投資リスクを軽減させる効果がある」とした。


 検討委員会の長濱政治委員長(副市長)は「1本ではどうしても厳しい。事業者も1本では不安だ」と2本目の掘削を期待した。その上で「われわれの考え方としての計画になる。市に報告するが、大いに活用してもらいたい」と述べた。

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