狩俣幼稚園

男子３人、女子３人
　

年長（６歳）児４人、年中（５歳）児２人の合計６人のクラス。本が大好きな園児たちだ。「先生、絵本を読んで」。下地先生は、おねだりもあり毎日読み聞かせをする。絵本になじむ子供たちは「ひらがな」を覚え、名前も書けるようになった。
　

　ぽかぽか陽気の下、園庭では遊具の雲梯（うんてい）にぶら下がり「忍者の修業（体の鍛練）」に張り切っていた。縄跳びやフラフープなどの修業にも挑戦している。下地先生は「入園から１年の間に、たくましくなった」と目を細めた。
　

　２０日には修了式を迎える。テーマは「みんなちがって、みんないい」。旅立ちの言葉では「友達の良いところ」をほめ合う。旅立ちの日の歌は「わたしと小鳥とすずと」（金子みすゞ作詞）。一人一人がみんな違って個性的に生きていることを歌う。下地先生は「小学校でも今のまま、みんな仲良く友達の個性を大事にすごして」と話した。
　

　園舎の玄関前では、園児と先生が愛情を込めて育てたベゴニアやペチュニアなどの花が満開し、「小学校でも元気いっぱい頑張って」と応援している。
　【年長（６歳）児男子】おがさわら　ゆうた▽しのざき　たいよう
　【同女子】そなん　あかり▽もりつぐ　あんじゅ
　【年中（５歳）児男子】くば　ともはる
　【同女子】かわみつかえで
　【担任】下地恵美先生