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ニュースウィークリー
2018年4月1日(日)8:54

【ニュースウィークリー】3月27日~3月31日

47年の歴史に幕、宮島小学校/関係者招いて閉校式

 昨年4月から休校となっている宮島小学校・幼稚園の閉校式典が日、関係者を招き同校体育館で行われた。1971年の開校から2016年までに403人の卒業生を輩出した同校は年の歴史に幕を閉じた。式には卒業生や地元住民らも多数訪れた。(3月27日掲載)

名古屋直行便通年運航開始/初便164人来島

 全日本空輸(ANA)の名古屋-宮古直行便の通年運航が25日から始まり、同日、名古屋から満席の乗客164人を乗せた飛行機が宮古空港に到着した。名古屋直行便は昨年6月~10月まで期間運航を行っていたが、搭乗率が好調だったため1日1往復の通年運航にした。空港では観光関係者らが「んみゃーち(ようこそ)宮古島に」との横幕を広げて歓迎した。(3月27日掲載)

地裁、原告側の請求棄却/不法投棄ごみ訴訟

 宮古島市が2014年度に行った不法投棄ごみ撤去事業をめぐり、市に損害を与えたとして同事業の予算額2251万8000円などを市から下地敏彦市長らに請求するよう求めていた住民訴訟で27日、那覇地裁は請求を棄却する判決を下した。同地裁は、ごみ撤去事業の契約は違法と言えず、下地市長に部下を監督する義務違反があったとはいえないと認定した。(3月28日掲載)

賛成多数で指定管理可決/市議会最終本会議

 宮古島市議会3月定例会は27日、最終本会議を開き、各委員会委員長からの審査結果報告と報告に対する質疑、議案に対する討論、採決を行った。市総合交流ターミナルと宮古島海宝館の指定管理者指定については付託審査を行った総務財政委員会の時と同様、賛否が分かれたことから挙手による採決を行った結果、いずれも賛成多数で原案可決となった。(3月28日掲載)

観光振興を最大テーマに/商工会議所通常議員総会

 宮古島商工会議所は28日、第86回通常議員総会を同会議所で開き、2018年度事業計画と収支予算をそれぞれ原案通り承認した。事業計画には、観光振興を最大のテーマとして位置付け。補助メニューの活用や継続的なプロジェクトを仕掛けることなどを盛り込んだ。重点活動には、会員サービスの充実と会議所活動のさらなる活性化など7項目を掲げた。(3月29日掲載)

コウノトリ1羽が飛来/池間島に、足環装着

 国の特別天然記念物・コウノトリ(コウノトリ科)の1羽が28日午前、平良の池間島で確認された。美しい足環(あしわ)が装着された1羽は、鉄塔の天辺に少なくとも4時間翼を休めた後、青空を力強く舞っていた。県内では迷鳥中の迷鳥で、愛鳥家の憧れの鳥。(3月29日掲載)  

下地地区で移動購買車が運用開始/JA、買い物弱者支援

 高齢化が進む地域で買い物に不自由する地元の「買い物弱者」の生活を支援しようと、JA移動購買車「あじまぁ号4号車」が29日、運用開始した。最初のポイントの来間公民館前で販売を始め、お年寄りらが食料品などを笑顔で買い求め大好評だった。この日の運用開始前にAコープ下地支店そばの駐車場で「あじまぁ号4号車」の贈呈式・出発式が行われた。(3月30日掲載)

女子高生2人が死傷/バイクで街路樹に衝突

 29日午前、平良西仲宗根の市道で、女子高校生2人が乗るオートバイ(125CC)が道路左の街路樹に衝突する事故があった。この事故で、平良西仲宗根に住む女子高校生(17)が頭などを強く打ち、外傷性くも膜下出血で死亡した。もう1人(17)は骨盤骨折の重傷。単独事故とみられているが、誰が運転していたのかは分かっていない。(3月30日掲載)

與那原さんに奨学金/いけま福祉支援セ

 「夢をかなえて」-。NPOいけま福祉支援センターは30日、この春から沖縄本島の専門学校に通う池間島出身の與那原愛理さんに奨学金30万円を贈った。原資は池間島カレンダーの売り上げで、島を思うすべての人の気持ちが込められている。與那原さんは「温かい気持ちがうれしい」と声を詰まらせ、「夢をかなえて帰ってきます」と約束した。(3月31日掲載)

エコアイランド再宣言/宮古島市

 宮古島市は30日、「千年先の、未来へ。」を標語にした「エコアイランド宮古島宣言2・0」を発表した。2008年の宣言から10年。標語や新たなごみ排出量の目標値などを設定し、エコアイランド宮古島を再定義する。下地敏彦市長は「島の豊かな自然や環境を守り、次世代につなげていこうとの意識をさまざまな機会を通してアピールしていきたい」と述べた。(3月31日掲載)

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