04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
社会・全般
2018年4月29日(日)8:56

長時間労働の撲滅誓う/メーデー宮古地区祭典

19単組が気勢上げる


長時間労働の撲滅、非正規労働者の格差是正などの行動に向け、気勢を上げる参加者ら=28日、平良の荷川取漁港ふれあい公園

長時間労働の撲滅、非正規労働者の格差是正などの行動に向け、気勢を上げる参加者ら=28日、平良の荷川取漁港ふれあい公園

 5月1日の「メーデー」を控え、第89回メーデー宮古地区祭典(主催・同実行委員会)が28日、平良の荷川取漁港ふれあい公園で開かれた。19単組の組合員らが結集し、真に働く者のための「働き方改革」の実現を目指す「メーデー宣言」を採択。誰もが健やかで安心して働くことのできる社会に向け、全員でガンバロウ三唱を行い、気勢を上げた。

 祭典は「式典の部」と「祭典の部」に分けて開催された。今年のメーンスローガンは「平和・人権を守り、あらゆる差別をなくそう!」「働く者のための働き方改革をすすめ、すべての仲間と集結しよう!」。

 サブスローガンは「働く者のための『働き方改革』を実現しよう!」「不当労働行為を糾弾し、労働者の連帯の輪を広げよう!」「新たな基地建設に反対!民間空港、民間港湾の軍事利用反対!」「つながろうNIPPON!被災地と共に、強い絆を!」の四つ。

 式典の部では、主催者を代表して池間寛信実行委員長が「私たちの働く環境は今、長時間労働、過労死など多くの問題を抱えている。長時間労働を是正し、すべての働く仲間が安心して働ける環境と社会をこれからつくっていこう。また、非正規雇用、パートで働く仲間の処遇改善も待ったなしの状況。雇用形態が違っても仕事に対する思い、努力、貢献を真正面から受け止めて格差解消への社会的うねりをつくろう」と訴えた

 次いで下地敏彦市長らからの激励のメッセージも読み上げられ、労働者の祭典の成功が呼び掛けられた。

 祭典の部では、舞台で春闘ミニバレーボール大会表彰式が行われたほか、宮古高校吹奏楽部の演奏、北中学校吹奏楽部の演奏も行われた。レベルの高い演奏に、会場から大きな拍手が起こった

 そのほかにも「じゃんけん大会」や「早飲みトライアスロン」などのイベントも行われ、参加者たちは互いに日ごろの労をねぎらいながら、さらなる連帯を確認し合った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!