04/20
2024
Sat
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
政治・行政
2018年5月2日(水)9:00

安定供給向け施設見直し/市上下水道部

早期に調査実施へ/伊良部での長期断水受け


水位の低下で水需要の増大に対応できなかった第3配水池=1日、伊良部国仲

水位の低下で水需要の増大に対応できなかった第3配水池=1日、伊良部国仲

 伊良部南地区での長期にわたった断水を受け市上下水道部(大嶺弘明部長)は1日、水道庁舎で緊急の対策会議を開き、同地区における水道施設の見直しを視野に調査を実施することを決めた。今後、調査内容を基に、新たな施設整備に向けた作業に最優先で取り組む方針。今回の断水は、伊良部地域での水の需要量が供給量を超過したことが原因で、同部では引き続きホテルなどに節水を呼び掛ける。

 会議には大嶺部長をはじめ、市上下水道部の係長以上が出席し断水の場所や原因などを再確認するとともに、今後の施設の在り方について意見を交わした。

 断水は4月27日昼ごろから30日の明け方まで続き、最大で伊良部、仲地、国仲、佐和田、長浜の全1231世帯が影響を受けた。

 市上下水道部によると、給水開始時刻は国仲地区が4月30日午前6時、佐和田、長浜が午前9時、伊良部、仲地が1日午前3時。一部の家庭では、1日午後の段階でも断水しているという情報もある。

 伊良部島への水道水は、平良の袖山浄水場から伊良部大橋をわたって牧山配水池に送られた後、南地区と北地区に配水されているが、南地区は途中に浄水池があり、そこを通った後、次の「第3配水池」から各家庭に配水されている。

 対策会議では、新たな水道施設の具体的な整備は示されなかったが、配水管や老朽化し水需要の増大に対応できなかった第3配水池を含めた大掛かりな整備になりそうだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!