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2018年5月12日(土)9:00

「花いっぱい」事業108団体参加/市みどり推進課17年度実績

花や緑に対する関心が高まり、みどり推進課が実施する花苗の販売には大勢の市民が訪れる(写真は昨年11月の販売会の様子)

花や緑に対する関心が高まり、みどり推進課が実施する花苗の販売には大勢の市民が訪れる(写真は昨年11月の販売会の様子)

 市みどり推進課は、各団体などに花の苗を無料で提供する「花いっぱい推進事業」の2017年度実績をまとめた。それによると苗の提供を申し込んだのは108団体で、提供した苗は約13万本となった。市民の間で花や緑に対する関心が高まっており、同事業もすっかり定着している。花を育てる活動は環境美化だけでなく、人の繋がりを生み出すコミュニティーづくりにも役立つことから、同課ではさらに推進し運動の輪を広げていく考えだ。

 同事業は、彩りあふれる美しい島の景観づくりを推進することを目的に市町村合併の05年に始まった。

 提供する花の苗はマリーゴールド、サルビア、インパチェンス、ペチュニア、ベゴニア、ゼラニュームなどで、1団体1200本程度。

 花の種の準備と、種まきはみどり推進課が実施。その後、成長した苗を鉢に移植する「鉢上げ」は申し込んだ団体が行う。鉢上げは同課職員が指導し、管理についてもアドバイスする。

 鉢上げされた苗は、平良袖山にある育苗施設で育てられ、確実に根付けば申し込み団体に引き取ってもらっている。

 17年度に同事業を利用した団体は▽保育所(園)12▽幼稚園10▽小学校18▽中学校13▽高校4▽自治会・その他48-などとなっている。

 宮古島市市民運動実践協議会グリーン部会の友利吉博部会長は、同事業を「行政と市民がパートナーシップを組んだ市民活動の成功事例」と評価。その上で「季節によって花の種類が少なくなる。今後は、観葉植物を増やすなどして年間を通して豊かな彩りを形成していくことが大事」と話した。

 みどり推進課の根間正三郎課長は「花や緑は観光客の目も楽しませてくれる。今後ともPRに努め、島全体へ波及させていきたい」と話した。

 花いっぱい推進事業についての問い合わせは、市みどり推進課(電話72・9784)まで。


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