04/18
2024
Thu
旧暦:3月10日 赤口 壬 
政治・行政
2018年6月19日(火)8:58

市貝町から初の交流団/島の自然や風土視察

サシバが縁で交流都市


視察に訪れた市貝町の皆さんと佐久本議長(前列左から5人目)、高徳会長(同6人目)と下地市長(同7人目)=18日、市役所平良庁舎

視察に訪れた市貝町の皆さんと佐久本議長(前列左から5人目)、高徳会長(同6人目)と下地市長(同7人目)=18日、市役所平良庁舎

 宮古島市と、サシバ(タカ科)が縁で交流都市を締結している、栃木県芳賀郡市貝町の市貝町宮古島交流の会(会長・高徳義男前議長)の一行20人が18日、市役所平良庁舎で下地敏彦市長を表敬した。同町からは交流都市締結後、初の交流団。市貝町はサシバの繁殖地で、宮古島市は渡りの重要な中継点になっている。

 一行は同町初の交流都市事業の一環として、宮古島を訪問し、伊良部小学校や島尻マングローブ林などを訪れ、宮古島の自然や風土を視察する。

 市貝町は、毎年寒露の時期に宮古島に渡り、羽を休めるサシバの繁殖地。高徳会長によると伊良部小学校では、市貝町のサシバに対する取り組みなどを映像で紹介するという。

 下地市長は「宮古島には美しいビーチや海がある。マンゴーの季節でもあるので、それを味わいながら宮古島を楽しんでほしい」とあいさつ。

 佐久本洋介宮古島市議会議長は「伊良部島はサシバの渡りの重要な中継地点。伊良部大橋を渡り、島を楽しんでほしい」と述べた。

 高徳会長は「宮古島訪問は5回目になる。何度訪れても、宮古島の人情あるもてなしや自然など、素晴らしい島。今回参加している中には、初めて宮古島を訪れた町民も多い。サシバの縁で交流都市を締結した宮古島を堪能して、交流を深めていきたい」とあいさつした。

 市貝町は宮古島市鳥、サシバの繁殖地で、そのサシバを縁に同町から交流の申し込みがあった。これまで市貝町からは宮古の産業まつり、全日本トライアスロン宮古島大会にボランティアとして参加。宮古島市からは下地市長、池間豊副議長(当時)らが、2017年に市貝町で行われた全国芝桜フォーラムに参加するなど、互いの交流を深め、16年10月3日に交流都市を締結した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!