2018年9月2日(日) 8:57

追い込みで一網打尽/狩俣漁師

ブタイ、ガーラ大漁だ


船上に水揚げされたアイゴやブダイなど

船上に水揚げされたアイゴやブダイなど

 平良狩俣の友利組(友利哲雄代表)は8月31日、城辺保良の東平安名崎海域で追い込み漁をした。漁師らは、泳ぎながら一糸乱れぬ連携で魚の群れを袋網に追い込んで一網打尽。船べりに引き寄せた袋網の中には魚が「バシャバシャ」と跳ね、漁師らは力の限り引き揚げた。2回の網入れでブタイやアイゴ、ガーラなど約300㌔の大漁。今年に入ってから初めての漁場だった。


 この日の早朝、友利代表ら8人は漁船の「美穂丸」「美吉丸」2隻に分乗し、狩俣漁港を出港した。池間大橋をくぐり抜け、右折して漁場へ直進した。漁場までは片道1時間30分以上の長距離。


 ポイントに到着すると、潮流を把握した上でサンゴ礁の地形を利用し、袋網を敷設。その袋網の両側に袖網を八の字状にセットした。袖網は垣網ともいう。さらに両側に長い威かく綱(つな)を結んだ。


 威かく綱には一定の間隔でPPバンドを使った紐が取り付けられ、2隻がその綱を引くと、紐は海中でひらひらと動き、魚を驚かせて袋網へと追い詰める。


 漁師らはそれぞれの役割で追い込みを展開。魚を袋網の方向に追い込み、袋網の入口をふさいだ。全員が力を合わせて引き揚げた。


 友利代表は「若い青年たちが頑張ったので良かった。今後も伝統的の追い込み漁を守っていく」と語った。

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