04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
産業・経済
2018年11月22日(木)8:59

車エビを初出荷/宮古島漁協

豊洲市場などへ200㌔/今期30㌧余、1億4000万円見込む


参加者らは万歳三唱を行い、安全輸送と高値取引を願った=21日、宮古島漁協が運営する車エビ養殖場

参加者らは万歳三唱を行い、安全輸送と高値取引を願った=21日、宮古島漁協が運営する車エビ養殖場

 今回で24周年を迎える宮古島漁協(儀保正司組合長)の車エビ初出荷式が21日、同漁協車エビ養殖場(高野漁港)で行われた。式には県や市の担当職員など関係者が参加。この日、東京の豊洲市場など全国各地の市場に向けて出荷される200㌔の車エビを万歳三唱で見送った。今期の養殖車エビは生産量30㌧以上を見込み、売上げも1億4000万円を見込んでいる。

 車エビ養殖事業は1995年にスタートし、今年で24年を迎えた。

 出荷のピークは12月ごろになり、ピーク時には1日400㌔が全国に向け出荷される。

 この日、化粧箱に入れられた活車エビは仮死状態で初出荷され、見送った参加者らは、安全輸送と高値取引に期待を込めた。

 セレモニーで、同漁協の儀保組合長は「昨年に比べ今年の車エビはとても生育が良く、生産量も30㌧超えを目指している。素晴らしい成果が出て漁協を黒字にしてくれることを願っている」と述べた。

 また、下地敏彦市長(代読)も「初出荷先は豊洲市場ということで話題性に花を添え、幸先の良いスタートが切れた。車エビの安心、安全、新鮮な供給に向け私たちも漁協の皆さんと努力を重ねていきたい」とのあいさつを寄せた。そのほか、県宮古農林水産振興センターの大村学所長(代読)からも「おいしい宮古の車エビが全国各地に届けられ、喜ばれることを願っている」とのコメントが寄せられた。

 式後には、参加者らに活車エビの料理が振る舞われ、新鮮な生の車エビに「新鮮な宮古の車エビはやっぱりうまいね」などの感想が聞かれた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!