04/18
2024
Thu
旧暦:3月10日 赤口 壬 
社会・全般
2019年1月22日(火)8:56

来月、伊良部へ送水/仲原地下ダム

4月から農家に暫定供給


下地市長(手前)に報告する平良所長(左から2人目)ら=21日、市役所平良庁舎

下地市長(手前)に報告する平良所長(左から2人目)ら=21日、市役所平良庁舎

 沖縄総合事務局宮古伊良部農業水利事務所の平良和史所長らが21日、市役所平良庁舎を訪ね、下地敏彦市長に伊良部の牧山ファームポンドへの通水作業と給水スタンドの設置について報告した。平良所長は、2月から宮古本島の城辺で建設中の仲原地下ダムから伊良部の牧山ファームポンドに初めて送水することを説明。「牧山ファームポンド付近には給水スタンドを一基設置し、4月1日から受益農家に暫定的に供給する。受益農家は24時間利用が可能となる」と述べた。下地市長は「伊良部の人たちは喜ぶ」と本格的な水利用農業への前進に期待を込めた。

 平良所長と同席した中山公太調査設計課長が事業概略を説明した。

 それによると、仲原地下ダムから牧山ファームポンドに繋がる延長23・3キロの農業用パイプラインが完成。2月に伊良部大橋を経由して同ポンドに送水が開始される。

 Ⅲ型給水スタンドは専用のコインを投入する。500リットルの給水料金は20円コインで、コインは市伊良部庁舎で販売する。

 同ポンドから圃場までのスプリンクラーなどの末端施設が完成するのは数年後を予定している。

 平良所長はパンフレットを使って「大型の地下水排水トンネルの工事も順調に進んでいる。宮古では大型トンネルはなかなか見られない」と語った。

 下地市長は「ぜひ地下水排水トンネルを見たい」と提案した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!