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行雲流水
2019年1月29日(火)8:54

【行雲流水】(県文化協会賞受賞祝賀会)

 沖縄県文化協会賞の、功労賞を受賞した日本舞踊の池間りつ子氏、奨励賞の古典音楽太鼓の松堂亨氏、団体賞のアイラナフラスタジオ(代表・中松陽子)の祝賀会が開催された。祝賀会では主催者を代表して、市文化協会の大城裕子会長が、受賞者の活動内容を紹介、その功績をたたえた

▼功労賞の池間りつ子(藤間凰太郎)氏は宮古で初めて、バレエと日本舞踊の教室を開いた。後に、藤間流日舞教室を開設。この54年で師範8名、名取43名を育てた。その間、定期的に日本舞踊の舞台を市民に披露している。また、家元の藤間勘右衛門と数多く共演。2001年には「フランス・パリ公演」で共演するなど、氏は県内外で高く評価されている

▼祝賀会では、寿太郎、利勢、凰之の3氏が演目「お祭り」(申酉)を踊り、師匠の祝賀に華を添えた

▼奨励賞の松堂亨氏は、琉球新報社主催の琉球古典芸能コンクールで最高賞を受賞するほどの実力者。現在「徳八流太鼓保存会松堂研究所」を主宰、後進の指導に当たっている。太鼓演奏は、徳八流で「工工四」ができたこともあって、統一的な合奏が可能になった。祝賀会ではその見事な演奏が披露された

▼団体賞のアイラナフラスタジオは宮古で初めてのフラスタジオで、中松代表や他の指導者のもと、多くの人がフラを学び、「カギマナフラin宮古」など、各種の行事に出演している。もともとフラは人の感情や風景、祈りを表現する。従って楽しく心身の健康に良いばかりでなく、精神性も深い

▼あらためて、受賞者各位に乾杯!(空)

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