2019年2月10日(日) 8:58

宮高科学部に県教育長賞/青少年科学作品展

宮総実は佳作入賞


県教育長賞を受賞した宮高科学部の濱川さん(右)と羽路さん=9日、浦添市

県教育長賞を受賞した宮高科学部の濱川さん(右)と羽路さん=9日、浦添市

 【那覇支社】第41回沖縄青少年科学作品展(主催・沖縄電力)の表彰式が9日、浦添市民体育館で行われ、県教育長賞に輝いた宮古高校科学部の濱川詩織さん(2年)、羽路水結さん(同)に賞状が贈られた。宮古総合実業高校生物生産科は佳作に入賞した。


 宮高科学部の研究作品名は、「宮古島産クロマダラソテツシジミchilades pandavaの季節消長と分布状況~ソテツを守る方法を探れ~」。食害を及ぼすシジミチョウ科で小型の蝶からソテツを守るため、ソテツの雌雄や海までの距離、クモの巣の数に注目して解析した。その結果、ソテツの食害は、雌株で海から近い場所にあり、クモの巣の数が多いほど、食害が少ないことが分かったとしている。


 作品展示コーナーに添えた審査講評では、「身近な生物を対象として、目的を明確に仮説を立て検証する科学的な手順を重視し、的確に研究デザインがなされた素晴らしい研究。次年度以降の調査実証できれば、さらに研究の価値が上がる」と期待を寄せている。


 表彰式を終え、濱川さんは「1年を掛けた研究の成果で賞がもらえて、すごくうれしい。残された課題もあるので、今後も調査を続けていきたい」、羽路さんは「多くの作品の中から選ばれて感激している。仲間たちと意見を出し合いながら、結論を導き出すのが楽しかった」と、喜びを語った。


 一方、宮総実の作品名は「トマト栽培及びカボチャ栽培における酢酸カルシウムの有効性に関する研究」。廃棄されたタマゴの殻から酢酸カルシウムを作り、各種野菜に活用することで化学肥料だけに頼らない、環境に優しい農業を目指した研究を発表した。


 同作品展は、児童生徒の科学への興味や関心を喚起し、将来の地域産業の担い手となる人材育成に寄与することを目的に、1979年から毎年開催される。今回は、県内の小中高校や高専、アメリカンスクールの60校から、化学や生物、物理など5分野に計119点の応募があり、108点が入賞した。

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