2019年3月2日(土) 8:54

【時事】首相と玉城知事、溝埋まらず

「辺野古反対」県民投票めぐり


米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票の結果を安倍晋三首相(右)に手渡す沖縄県の玉城デニー知事=1日午後、首相官邸

米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票の結果を安倍晋三首相(右)に手渡す沖縄県の玉城デニー知事=1日午後、首相官邸

 沖縄県の玉城デニー知事は1日午後、安倍晋三首相と首相官邸で面会し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設について反対票が多数を占めた県民投票の結果を通知した。移設断念を求め、日米両政府と県の3者による協議の場を設けることを提案。首相は移設推進の方針を重ねて示し、溝は埋まらなかった。


 玉城氏は「直接示された民意は何より重く、尊重されなければならない」と述べ、工事中止を要請。これに対し、首相は「県民投票の結果は真摯(しんし)に受け止めながら、一つ一つ負担軽減に向けて結果を出していきたい」と述べつつ、辺野古移設に関しては「普天間の危険な状況を置き去りにするわけにはいかない。もはや先送りできない」と譲らなかった。


 首相は知事との対話を継続する考えを示したが、3者協議の場については明確な返答を避けた。野上浩太郎官房副長官は会談後の記者会見で、3者協議に関し「米国政府との交渉は政府が代表して行うべきものだ」と否定的な考えを示した。


 玉城氏は首相に対し、政府と関係自治体による普天間飛行場負担軽減推進会議の早期開催も求めた。玉城氏はこれに先立ち、在京米国大使館でヤング駐日首席公使に会い、投票結果と3者協議の提案を伝えた。


 玉城氏は東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、県民投票の結果について「極めて重要な意義がある」と強調。「沖縄県民の思いを海外にも届けるため全力で取り組む」と訴えた。


 県民投票条例は最多得票の選択肢が全有権者の4分の1に達した場合、知事は結果を尊重し、首相と米大統領に内容を通知すると規定。実際の反対票は43万を超え、4分の1を15万票近く上回った。

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