2019年5月18日(土) 8:59

サシバの森を快適環境に/結の橋学園と三菱地所グループ

たいこ橋付近で清掃


モニュメント「サシバ」の近くでごみを片付ける参加者=17日、下地島側のたいこ橋

モニュメント「サシバ」の近くでごみを片付ける参加者=17日、下地島側のたいこ橋

 サシバの森協議会は17日、下地島側のたいこ橋付近で清掃を実施した。伊良部島小・中学校(愛称・結の橋学園、宮城克典校長)の5年生37人と教職員、三菱地所グループの社員40人と関係者ら総勢約100人が参加。不法投棄された大量のごみを拾い、サシバが快適な環境で休息できる美化活動に心地よい汗を流した。今回が本格的な活動の第一弾。


 新たに名付けられたサシバの森は、下地島側のたいこ橋たもとから西方約200㍍範囲の海岸緑地帯。この橋は伊良部島と結ぶ。


 サシバの森にはマツやテリハボク、モクマオウ、オオバギ、ソウシジュなど混成の樹木が生えている。樹木によっては枝を広げ、サシバが秋の渡りに飛来し、一晩休む環境には適している。越冬するサシバにも利用される。


 参加者らはたいこ橋に集合。日本自然保護協会の出島誠一さんは「サシバの森づくりはごみ拾いからスタートする。伊良部島と下地島はサシバにとって大事な所なので、ごみを拾ってきれいにしましょう」と呼びかけた。


 児童たちは三つのグループに分かれて活動を開始。三菱地所グループの社員らがペットボトルや空き缶、ビニール類などを拾い集め、児童たちは分別してごみ袋に入れた。廃テレビもあり、児童たちは驚いていた。


 宮城校長は「サシバ保護活動は伊良部中学校を中心に行っていた。学校を統合して結の橋学園になったが、サシバ保護活動は継続して取り組んでいく」と話し、額の汗をぬぐった。


 伊良波琉琥君と池間琉稀君は「思った以上にごみが多かった。ごみを拾ってきれいになったので、良かった」と感想を話した。

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