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スポーツ
2019年6月4日(火)8:55

MGC向け宮古合宿/コニカミノルタ

山本、谷川選手走り込み


トラックで走り込みをするコニカミノルタの谷川智浩選手(右)と山本浩之選手=3日、下地陸上競技場

トラックで走り込みをするコニカミノルタの谷川智浩選手(右)と山本浩之選手=3日、下地陸上競技場

 東京五輪のマラソン競技日本代表選考を兼ねたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)に出場するコニカミノルタの山本浩之選手と谷川智浩選手が宮古島合宿を行っている。9月15日のMGCに向けた暑さ対策で宮古入り。走り込みで汗を流している。

 山本選手は川口北高、東洋大を経てコニカミノルタに入社。自己最高記録は5000㍍13分45秒43、マラソンは2時間9分12秒。

 谷川選手は熊本工業高から拓殖大に進み、その後コニカミノルタへ。5000㍍は13分51秒09、マラソンは2時間11分39秒の自己最高記録を持っている。

 2選手は磯松大輔監督らとともに5月27日に来島した。宮古島合宿は初めて。

 練習は、基本的に朝、午前、午後の三回に分けて行っている。ロードのほか平良と下地の陸上競技場で距離を踏んでおり、1日に走る距離は平均約40㌔。

 谷川選手が3日、市内の宿舎で取材に応じた。宮古島の印象について「湿度の高さに驚いている。(普段練習する)東京の湿度とはまるで違う。練習で出る汗の量がけた違い」と苦笑いを浮かべながら話した。

 ただ、そんな蒸し暑い気候の中で取り組む練習の有用さを挙げ、「この気候に慣れて練習を積めば、9月のMGCに備えられるのではないかと思う。良い練習ができている」と話した。

 MGCの優勝者は日本代表に内定する。そのほか2位、3位の競技者でMGC派遣設定記録を突破した最上位の者を選ぶ。この基準を満たす者がいなければ2位が自動内定する。谷川選手は「MGCでは上位2人に入ることが目標。最低でも3位」と意欲を見せた。


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