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政治・行政
2019年7月24日(水)9:00

村のかじ取り役に期待/村長就任6周年

伊良皆氏 発展へ協力訴え/村民ら参加し激励会開催


万歳三唱し村の発展と伊良皆氏の村長就任6周年を盛大に祝った激励会=23日、多良間村コミュニティー施設

万歳三唱し村の発展と伊良皆氏の村長就任6周年を盛大に祝った激励会=23日、多良間村コミュニティー施設

 【多良間】伊良皆光夫氏の村長就任6周年を祝う激励会(実行委主催)が23日、同村コミュニティー施設で行われた。多くの村民らが参加し節目を祝うとともに、村政のかじ取り役に期待した。伊良皆氏はこれまでの実績をアピールし「村民の笑顔のために歩んでいく」と決意を示し、村の振興発展へさらなる協力を呼び掛けた。

 激励会であいさつした実行委員長の福嶺常夫村議は、伊良皆氏が取り組んできた▽産業の振興▽福祉の充実▽教育文化の振興-などを挙げ、「これまでの経験と実績は、村政のさらなる発展に大きな力になる」と強調した。

 後援会を代表して野原忠彦氏は、伊良皆氏がサトウキビや葉タバコ、畜産、施設園芸などの振興策を推進してきたとし「これからも村建設のリーダーとしての活躍に期待する」とあいさつした。

 池城三千雄教育長は「われわれの先頭に立って多良間島をPRし、キラリと光る村をつくってほしい」と激励のあいさつを行った。

 伊良皆氏は、過去の英雄や優れたリーダーなどを紹介し「先人たちの行動と言葉を心に留めながら、これからの村政運営に全力で当たる」と決意を表明。今後は「水あり農業の実現」「過疎化対策」「観光振興」「特産品の開発」などの課題解決に向けて取り組んでいくことを示した。

 伊良皆氏はまた「村民代表として、行政の長としての立場を堅持し、村民と行政の協働により村が抱える諸課題を乗り越えていく」と訴えて支援と協力を求めた。

 引き続き行われた祝賀会では、村民らが趣向を凝らした踊りを披露。幕あいには乾杯の音頭があり最後まで大いに盛り上がった。

 伊良皆氏は1955年生まれ、64歳。同村塩川出身。琉球大学短期大学部卒業後、79年に宮古郡農業協同組合入り。2005年に農協を退職し、同年7月に同村助役、07年に副村長にそれぞれ就任した。12年に下地昌明村長(当時)から副村長解職辞令を受けた後、13年6月の村長選に出馬し初当選を果たした。


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