04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
教育・文化
2019年8月4日(日)8:58

砂川、石川さ んがカナダへ出発/海邦養秀ネットワーク事業


「海邦養秀ネットワーク構築事業」でカナダへ出発した沖大1年の砂川周さん(左)と、石川作実さん(宮高2年)=3日、那覇空港

「海邦養秀ネットワーク構築事業」でカナダへ出発した沖大1年の砂川周さん(左)と、石川作実さん(宮高2年)=3日、那覇空港

 【那覇支社】夏休みの期間を利用して県内の若者を海外の県人会へ派遣する「海邦養秀ネットワーク構築事業」の出発式が3日、那覇空港で行われ、大学生2人、専門学校生1人、高校生7人の計10人が元気良くカナダへ出発した。宮古関係では、宮古出身の砂川周さん(沖縄大学1年)と、石川作実さん(宮高2年)が参加している。現地滞在期間は11日まで。

 同事業は、ウチナーンチュ同士のネットワークを継承、発展させるため、「第4回世界のウチナーンチュ大会」(2006年開催)を契機に07年から実施されている。これまで、海外7カ国13都市に128人が派遣された。

 出発式では、山城貴子県文化スポーツ統括監が「カナダは来年、移民120周年の節目を迎える。先人たちは、いくつもの苦難を乗り越え、遠く離れた異国の地で生活基盤を築き上げてきた。現地県人会や県系人のたくましさや、沖縄への熱い思いに触れる絶好の機会。ホームステイ先の家族と結んだ絆や、県系人の若者たちとの友情は、かけがえのない財産になると思う」と激励した。

 「海外や国際系の職業に興味がある」という砂川さんは、宮高を卒業し、現在は沖大国際コミュニケーション学科所属。式典では、「ホームステイ先に1人で訪問することになっているが、その分、周りよりチャンスが多くあると感じている」と力強く意気込みを述べた。

 また、「将来は沖縄の医療に貢献する人になりたい」と話す石川さんは、式典で「事前研修で、沖縄に住みながらも沖縄のことを知らないなと気づいた。(カナダでは)宮古のことも、たくさん伝えていけたら良いなと思っている」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!