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社会・全般
2019年10月13日(日)8:59

宮古題材に四コマ漫画

くこりもや利用者の長濱さん
作品集出版目指す


作品を手にする長濱さん=10日、就労移行支援事業所くこりもや

作品を手にする長濱さん=10日、就労移行支援事業所くこりもや

 NPO法人マーズ就労移行支援事業所「くこりもや」(下地克子所長)の利用者で、発達障害を持つ長濱笑美さん(28)が、宮古を題材にした四コマ漫画を描いている。作品は2年間で100本以上にのぼるという。下地所長は多くの人に読んでもらおうと、作品集を出版する作業を進めている。


 長濱さんは3歳から絵を描き始め、子供の時は漫画家を目指していた。通信教育で絵を学び、自宅で腕を磨いてきたという。

 作品作りでは、下地所長が動物や方言など大まかなテーマを決定。長濱さんはインターネットなどで情報収集し、イメージが湧くとすぐにペンを走らせる。

 執筆活動は自宅で行っており、内容や色つけ、せりふの書き込みもすべて一人でこなす。1週間に2、3本を仕上げるペースで描いているという。

 内容は宮古の新聞やテレビで報道されている問題を積極的に取り込んでいる。農作物の被害があるクジャクの繁殖や、宮古馬の虐待報道問題などもネタにしている。

 長濱さんは「描くことが楽しくて続けている。調べてから描くので時間は掛かるけど、頑張っている。本ができて宮古島の人が読んでくれたらうれしい」と話した。

 下地所長は「持っている素晴らしい才能を伸ばしてあげたい。執筆活動を今後も支援していきたい」と期待した。「施設で飼っている琉球犬が次のテーマにいいのではと2人で話している」と話した。


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