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2019年11月2日(土) 9:00

開館30周年で記念式典/市総合博物館

くす玉で節目を祝う/延べ40万人超が入館


(右から)宮國教育長、下地市長、佐久本議長、下地会長がくす玉を割って祝福した=1日、市総合博物館

(右から)宮國教育長、下地市長、佐久本議長、下地会長がくす玉を割って祝福した=1日、市総合博物館

 市総合博物館(平良恵栄館長)は1日、同館正面入口で開館30周年記念式典を催した。下地敏彦市長らがくす玉を割って祝い、30年の歩みを振り返った。市は、今年度より新総合博物館建設に向けて作業に着手しており、今後用地を選定し、2025年度の完成を目指している。


 市総合博物館の前身は1979年に開設された平良市歴史民俗資料館。89年11月には新たに自然史資料を加え、平良市総合博物館として開館した。2005年の市町村合併により宮古島市総合博物館と名称を変更した。


 30年間の入館者数は延べ40万人を超え、収蔵資料は約2万3000点を数える。


 式典のアトラクションでは、市総合博物館友の会会員の與那城美和さんが「正月アーグ(歌謡)」の歌詞一部を歌い上げた。


 下地市長、市議会の佐久本洋介議長、市教育委員会の宮國博教育長、市総合博物館協議会の下地和宏会長の4人がくす玉を割るひもを引くと、参加者から大きな拍手が起こった。


 開式の冒頭、下地市長は、新総合博物館の完成に向け「博物館の一層の充実強化を図り、市民に開かれた施設として整備、拡充を進めていく」と決意を新たにした。


 宮國教育長は「これからの博物館『知産知承』が強く求められている。知を掘り起こし、知を創造し、知を共有し、継承し発信していくということです」と強調した。


 次いで佐久本議長、下地会長が祝辞を述べ、市総合博物館の役割の充実に期待を込めた。


 式典終了後、全員が同日から始まった30周年記念特別展示「宮古の宝 30選展」を心ゆくまで鑑賞した。