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スポーツ
2019年11月5日(火)9:00

秋の宮古路に1900人/エコマラソン

フルは仲間が3連覇/4部門に交流の輪広がる


フル・ハーフマラソンの参加選手が一斉にスタートした=3日、市陸上競技場

フル・ハーフマラソンの参加選手が一斉にスタートした=3日、市陸上競技場

 第10回エコアイランド宮古島マラソン(主催・宮古島市など)が3日、市陸上競技場をスタート・ゴール地点としたコースで行われ、フルマラソン、ハーフマラソン、10キロ、5キロの4部門に計1913人が出場して秋の宮古路を駆け抜けた。フルマラソンの部は仲間孝大(31)=豊見城市=が2時間36分8秒で総合3連覇で5回目の優勝に輝いた。女子は村田夏希(37)=熊本県=が3時間12分5秒で初の栄冠をつかんだ。ハーフマラソンの部男子は宮古島出身の与那嶺恭兵(32)=浦添市=、女子は松田優子(46)=東京都=がそれぞれ優勝した。4部門の完走者は計1845人、完走率は96・45%だった。

 この日の天気は曇りのち雨。最高気温が26・5度(午前10時1分)。降ったりやんだりの雨と高い湿度が選手らを苦しめた。

 フルの部には669人が出場。今年からみやこ下地島空港ターミナルの供用開始と観光客の増加で伊良部大橋の長時間封鎖が困難となりコースが変更になった。市陸上競技場を発着点に来間大橋を渡るコースを走り、624人が完走を果たした。

 総合優勝した仲間は、序盤からレースを引っ張り、最後まで独走。他を引き離してそのままゴールした。女子の部を制した村田も前半から後続を引き離し、堅実な走りを見せて優勝を飾った。

 ハーフの部は市陸上競技場を出発し、下地の上地交差点近くを折り返すコース。752人が出場し731人が完走した。男子優勝の与那嶺は1時間17分22秒、女子の松田は1時間46分35秒の記録でゴールテープを切った。

 10キロの部には352人が出場し、350人がゴールした。男子は外間勇太(22)=那覇市=が33分56秒、女子は五十嵐真美(53)=茨城県=が50分34秒でそれぞれ制した。

 今年から新設された5キロの部は、男子は砂川遥人(14)=宮古島市=が21分26秒、女子は上原凜星(13)=同=が32分22秒のタイムで1位でゴールした。

 開会式で大会長の下地敏彦市長は「本大会で繰り広げられる熱いレース、ふれあいパーティーを通して、皆さんの心に残る感動と出会い、交流の和が広がり、宮古島からさまざまな方向へ発展することを願う」とあいさつした。

 この大会の発案者であり、2007年大阪世界陸上女子マラソン銅メダリストの土佐礼子さんがスターターを務めた。レース後は、市平良多目的屋内運動場で表彰式とふれあいパーティーが行われ、出場選手が健闘をたたえ合った。


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