04/20
2024
Sat
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
社会・全般
2019年11月20日(水)8:59

「核燃料棒」記載の物体発見/伊良部国仲

教育用学校教材に酷似


発見された「ウランペレット」とラベルがある物体=19日、宮古島署

発見された「ウランペレット」とラベルがある物体=19日、宮古島署

 伊良部島の伊良部国仲橋の船着き場近くの岩場で18日夜、「ウランペレット・核燃料棒」と書かれた物体が発見された。これを受け、市は19日未明に県に対して自衛隊への災害派遣を要請し、県知事が自衛隊に災害派遣を要請。陸上自衛隊宮古警備隊の隊員が放射線量の検知作業を行ったが、検出されず、作業を終了した。同物体は宮古島警察署で一時保管されており、処分を含め、今後の対応は市と協議するという。

 発見された物体にはウランペレット(核燃料棒)と表示され、大きさは長さ約20㌢、直径約1・5㌢。プラスチックの筒状容器で、その中に約1㌢ほどの黒い円形の物体複数とバネらしきものが入っている。発見した住民らに健康被害は確認されていない。

 18日午後10時ごろ同物体が発見されたと県警から県防災危機管理課に連絡があった。県から連絡を受けた市が県知事に陸上自衛隊への災害派遣を要請。県知事から要請を受けた自衛隊が午前5時30分ごろ現場へ出動し、放射線量測定を実施した。測定は現場より250㍍手前から実施したが放射線は検出されなかった。この作業で陸上自衛隊宮古警備隊が16人、車両6台を出動させ、午前7時45分に撤収した。

 同物体は陸上自衛隊から県警に引き渡され、宮古島署で一時保管されており、今後の対応は市や県と検討していくという。一方、同物体は経済産業省資源エネルギー庁がエネルギー教育用に制作した学校教材に酷似しており、県警は学校などに確認を進める。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!